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ヘルマン・ヘッセ全集〈4〉車輪の下・物語集2(1904‐1905)

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  • サイズ B6判/ページ数 373,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784653039747
  • NDC分類 948
  • Cコード C0397

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

訪問者

5
将来を期待された少年が神学校を退校し機械工となるも、不慮の死を遂げる『車輪の下』は永遠の名作。そして『ラテン語学校生』はヘッセがどんな作家かはこれを読めば分かるくらいヘッセの特徴がよく現れた、読み返すたびに背筋の伸びる思いがする傑作。2025/03/06

訪問者

5
何度読んでも「車輪の下」そして「ラテン語学校生」は傑作だ。2019/01/10

泉のエクセリオン

4
「車輪の下」再読。一度目は勉強に苦しむ少年の破滅の物語として読んでいたが、今回は、瑞々しいコメディの要素があると感じた。例えばハイルナーと同室のルチウスの追っかけっこでルチウスが校長室まで逃げるのだが、その後追いついたハイルナーがルチウスを蹴飛ばした、その瞬間に校長が部屋から出てきたのでルチウスが爆弾のように校長室に飛び込む形になった場面や、ハンスと同室の変わり者の集まりを紹介する場面など、マウルブロン神学校の少年たちの元気溢れる姿をユーモアを交えて語っていることから、いやな思い出だけではなかったんだな。

4
多分高校生の頃、課題図書的に読まされたような記憶はあるが、内容は全く覚えていなかった。今、靴屋のフライク親方に共感しながら読める年齢になり、この物語が切々と胸に沁みた。「車輪の下」という題名がヘッセの最大なる皮肉ということか。2015/12/30

矢絣

1
文章がいきいきしていて読むのが楽しかったけれど、話の内容的にはきつかったという複雑な読後感…。青春って感じの神学校生活と壊れていくハンスの姿のアンバランスさが絶妙。他の短編も好きだなと思える話をいくつか発見できた。2019/04/10

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