海でつばさを手に入れる―5300万年前に始まったクジラの挑戦

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海でつばさを手に入れる―5300万年前に始まったクジラの挑戦

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  • サイズ A4判/ページ数 31p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784652206881
  • NDC分類 E
  • Cコード C8745

出版社内容情報

いまから5300万年も前のお話です。これまで地上を支配していた恐竜がほろび、ほにゅう類の時代がやってきました。
 ザトウクジラの体重はパキケタスの1000倍以上。大型犬ほどの古生物が海をめざし、体の形を変えていったその悠久の進化が一冊の絵本になりました。

クジラの祖先だけでなく、
今の犬や猫、サイやバク、類人猿の祖先たちも少し出てきます。
[登場する古生物]
ミアキス 食肉類(イヌ、ネコ、クマ、イタチなど)の祖先、メソニクス 偶蹄類(ウシ、シカ、カバなど)の近縁種、エオデンドロガレ ツパイ*の祖先、アントラコブネ 奇蹄類(サイやバクの仲間)の祖先、トロゴサス 約4000万年前絶滅した動物群の一種、ソリコレステス トガリネズミの祖先、イカロニクテリス 翼手類(コウモリ)の祖先、テイヤールディナ 類人猿の祖先、プロパレオテリウム 原始的な奇蹄類 ウマの系統と共通の祖先を持つ、ディアコデキシス 偶蹄類の祖先
【巻末にクジラとクジラの祖先たちの大きさ比べ付き】


【目次】

内容説明

いまから5300万年も前のお話です。これまで地上を支配していた恐竜がほろび、ほにゅう類の時代がやってきました。

著者等紹介

中村玄[ナカムラゲン]
1983年生まれ。東京海洋大学海洋環境科学部門鯨類学研究室准教授。専門は鯨類の形態学。とくにナガスクジラ科鯨類の骨格。ミンククジラの頭骨形態に関する研究で2013年に国際学会において“Outstanding Poster Presentation Award”、2017年に日仏海洋学会論文賞を受賞。北極海から南極海までクジラを追す日々を送っていた

箕輪義隆[ミノワヨシタカ]
科学イラストレーター。絵本のほか、本や図鑑のイラスト、博物館の展示物を描く。定期的に作品展を開催。生き物の観察のため双眼鏡を持って野外に出かけ、海鳥や鯨類を見るため船に乗ることも(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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やすらぎ

158
動物も植物も地球上にいるあらゆる生物は、少しずつ変化しながら環境に適応し、私たちが生きているほんの一瞬では気づかないほどゆっくりと進化している。5300万年前、何のきっかけだろう、海に還ろうと考えた哺乳類のパキケタス。個なのか集団の判断なのか、この選択が今私たちが知っているヒゲクジラ類とハクジラ類につながる。あるものは効率よく餌を捕るように進化し、あるものは前足を翼のように広げた。無駄のないその優雅な姿もいずれ移りゆくものなのだろう。なぜ我々は海にいるのか、祖先に想いを馳せながら漂っているのかもしれない。2025/07/29

☆よいこ

86
科学絵本。クジラの進化の話▽5300万年前、恐竜が絶滅して哺乳類の時代になった。多種多様な哺乳類が現れたが、パキケタスは魚を捕まえるのが得意だった。約300万年がたち、アンブロケタスはワニのように水辺に住み泳ぎが得意だった。それから250万年後、マイアケタスは海辺で生活できるようになった。更に750万年がたち、バシロサウルスは水中で暮らす。パキケタスから1300万年かけて海中に戻った。600万年以上たちアゴロフィウスとティオタケスは魚のような姿になる。サトウクジラは立派な胸びれをもつ。2025.7刊2025/08/15

りらこ

20
元々は陸地で生活していたのが、海の中の魚たちをエサとすることで少しずつ、気の遠くなるような時間をかけてクジラは海の中で生活する動物となった。ページをめくるたびに、進化していくさまは不思議であり、またその1ページのうちに進む年数の大きさにワクワクしてしまう。海に泳ぐ大きな体に、小さな後ろ足のある姿がとても印象的だ。 鳥のように海のなかを飛ぶ。つばさを持って。 骨格標本でよいのでまた大きなクジラに触れに科学館に行きたくなった。いや、本当はこの絵本のように、クジラが悠々と泳ぐ姿を海の下から見てみたいけれど。2025/07/10

ふじ

13
クジラがどのように進化して今の姿となったのか、美しい自然の絵とともに知ることができる科学絵本。子どもの頃は哺乳類だなんて思わなかったけれど、この過程を見ると納得。生存競争の先に海をべば競合は少ない。また1つ知らないことを知れて有意義な読後です。#NetGalley2025/06/30

siva

6
生命は海で生まれ陸に上がり、哺乳類がまた海へ。悠久の時を感じて熱くなる。いつかザトウクジラを見に行きたい。2025/08/16

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