出版社内容情報
いまから5300万年も前のお話です。これまで地上を支配していた恐竜がほろび、ほにゅう類の時代がやってきました。
ザトウクジラの体重はパキケタスの1000倍以上。大型犬ほどの古生物が海をめざし、体の形を変えていったその悠久の進化が一冊の絵本になりました。
クジラの祖先だけでなく、
今の犬や猫、サイやバク、類人猿の祖先たちも少し出てきます。
[登場する古生物]
ミアキス 食肉類(イヌ、ネコ、クマ、イタチなど)の祖先、メソニクス 偶蹄類(ウシ、シカ、カバなど)の近縁種、エオデンドロガレ ツパイ*の祖先、アントラコブネ 奇蹄類(サイやバクの仲間)の祖先、トロゴサス 約4000万年前絶滅した動物群の一種、ソリコレステス トガリネズミの祖先、イカロニクテリス 翼手類(コウモリ)の祖先、テイヤールディナ 類人猿の祖先、プロパレオテリウム 原始的な奇蹄類 ウマの系統と共通の祖先を持つ、ディアコデキシス 偶蹄類の祖先
【巻末にクジラとクジラの祖先たちの大きさ比べ付き】
【目次】
内容説明
いまから5300万年も前のお話です。これまで地上を支配していた恐竜がほろび、ほにゅう類の時代がやってきました。
著者等紹介
中村玄[ナカムラゲン]
1983年生まれ。東京海洋大学海洋環境科学部門鯨類学研究室准教授。専門は鯨類の形態学。とくにナガスクジラ科鯨類の骨格。ミンククジラの頭骨形態に関する研究で2013年に国際学会において“Outstanding Poster Presentation Award”、2017年に日仏海洋学会論文賞を受賞。北極海から南極海までクジラを追す日々を送っていた
箕輪義隆[ミノワヨシタカ]
科学イラストレーター。絵本のほか、本や図鑑のイラスト、博物館の展示物を描く。定期的に作品展を開催。生き物の観察のため双眼鏡を持って野外に出かけ、海鳥や鯨類を見るため船に乗ることも(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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