出版社内容情報
かめが いいました。
「かめの うたが できたんだ」
「かめ すごいな きかせてよ」
ぞうは わくわくしました。
毎日さんぽしたり、あそんだり。なかよしは、かめとぞうだけではありません。ろば、がちょう、かえる、かたつむり、ばった……よろこんだり、おどろいたり、時にはこわい思いをしたりしながら、なにげない日々を元気にいろどります。
地平線に日がのぼり、やがてまた夜がくる……ゆるやかなくりかえしのなかに、いのちへの讃歌がひびいてくる長編絵本です。
特色カラー印刷。
著者等紹介
きくちちき[キクチチキ]
1975年北海道生まれ。絵本作家。デビュー作『しろねこくろねこ』により2013年ブラチスラバ世界絵本原画展(BIB)で金のりんご賞を受賞。2019年には『もみじのてがみ』により同展の金牌を、2020年『しろとくろ』が産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
16
出版社SNSご紹介。図書館ミーティングで、相棒が返却したところをバトンタッチ♪ ちきさん初の長編絵本で、栞紐まで付いている。仲良しの「かめ」と「ぞう」を中心にした、のどかで、ほのぼのとした世界。話したり、歌ったり、競争したり……、何をしても楽しい。時折現れる大人たちもゆったり。抑えた色数、きっちり描き切らない線。時に子どもの落描きのようにも見えるけれど、素人には絶対描けない。躍動感と迫力がある。夕陽の場面はサイコウ~! そして言葉を繰り返すって、何て楽しいのだろうと改めて思う。もっともっともっともっと♪ 2024/10/05
うー(今年も遅くなります)
14
〈絵本〉ずっとニコニコしながら頁を繰る。絵本なのに128頁もある。なのに全然退屈じゃない。というかもう永遠に終わらないで欲しいくらい。何てのどかで平和な世界観なんだろう。子ども向けとかではなく暗い世間に疲れた大人向けだと捉えて、私はこの本を購入しこれからも癒されようと決めた🧡(ちょっと高いけどね😅)2025/05/03
遠い日
8
絵本とはいえ128p.スピンまでついた絵本はなかなかないです(あることはある)。自由な発想と自在な世界。かめの子とぞうの子の毎日が楽し気に描かれる。色を抑え、手書きのテキストもいい味わい。めくる本ですが、まるで絵巻物のように感じられる。きくちちきさん、本当に一作ごとに世界が広がり、好きが止まりません。2024/10/17
fumin
4
きくちちきさん作絵、子象とゾウガメの仲良しコンビ。子供達には少し絵本として長いかも?2025/03/29
あーりー
2
温かい世界観で、ちょっと退屈。2024/09/27
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