出版社内容情報
「どうして雨はふるの?」「雲は何でできているの?」 といった、雨や雲に関する素朴なギモンを、「予想」をたて、「観察」することで明らかにしていきます。「天気と情報」など、小学4~6年の理科の単元に対応しています。
目次
ギモン1 雨がふるときとふらないときで何がちがうの?(雨をふらせる雲とふらせない雲がある?)
ギモン2 白っぽい雲と黒っぽい雲はどうちがう?(雲の色がちがうのは厚みのせい?)
ギモン3 そもそも雲って何でできているの?(雲は水蒸気と関係している?;工場のけむりが雲になる?)
ギモン4 どうして雲から雨が落ちてくるの?(上昇気流が弱くなって落ちてくる?;水のつぶが重くなって落ちてくる?)
ギモン5 上昇気流が起きるのはなぜ?(斜面にそって起きている?;空気が温められることで起きている?)
著者等紹介
筆保弘徳[フデヤスヒロノリ]
横浜国立大学教育学部教授。台風科学技術研究センター長、気象予報士。1975年岩手県生まれ、岡山県育ち。京都大学大学院修了(理学博士)。気象学、とくに台風を専門とし、内閣府が進める「ムーンショット目標8(台風や豪雨の制御)」にプロジェクトマネージャーとして携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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grassbigsky
1
雲がどのようにしてできるのか、雨を降らせるしくみはどうなっているのか。子ども向けだがしっかりと解説してある。もちろん、平易な分足りないところもあるけれど、その時はもっと詳しい本を頼ればいい。近年、日本のどこかで豪雨災害が起こっている。今年は地震災害に続いて能登地方で大きな被害がもたらされた。天気予報もいっそう重要視されてきているのではないか。雨を降らせる雲はあるけれど雲は空に浮かんで美しい景観をもたらせてもくれる。ちょっと空を見上げて雲を見ることも楽しみたい。2024/10/01