出版社内容情報
ふたりの猫が店主の「そらのほんやさん」には、過去と未来を、気持ちと気持ちをつなぐ本が揃っています。旅立ったひとが、下界のひとと、ここで本を介してつながり、あたためあうことができるのです。どうぞ、あなたの一冊を。
内容説明
下界からたびだったひとびとがいこう“そらのきっさてん”。おおきな本だなには、“そらのほんやさん”からしいれたみりょくてきな本がならびます。本はきょうもなにかをつないでいるようです。かことみらい?あなたとわたし?きもちときもち?“そらのほんやさん”にでかけて、おきにいりのいっさつをみつけましょう。
著者等紹介
くまくら珠美[クマクラタマミ]
神奈川県生まれ。猫絵作家/画家/漫画家。雑誌や書籍の装画や猫をモチーフにしたグッズ制作、イベントのキービジュアルなども制作。ギャラリーや百貨店で個展・原画展を開催し、絵画作品を発表。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
164
「そらの絵本」シリーズ第三弾、今回は書店です。やはり本には素晴らしい役割があるにゃあ(=^・^=) 本作には脇役でハリネズミが登場します。先月から我が家でハリネズミを飼い始めました🦔🦔🦔 https://www.rironsha.com/book/20598 【読メ😻猫部】2023/12/08
ぶち
80
ふたりの猫が店主の"そらのほんやさん"。 この本屋さんへは、いろいろなお客様がいろいろな理由で本を探しに来ます。 探している本は、本の案内人のふたりの店主さんが探してくれます。 胸が痛くなるお別れを経験したオサムさんにもクロエにも大好きな本を通じて希望や救いが待っていました。 下界と空の上を本が橋渡ししてくれるんです。 離れ離れになっても本を通じていつまでも繋がっていることができる、と教えてくれます。「本は過去と未来にもいける」という店主さんの言葉が刺さります。2025/04/14
yomineko@ヴィタリにゃん
59
「わたしのげぼく」の著者。シリーズです。いつも一緒。そうですよね!こんな素敵な本屋さんが天国にあるんですよね📙亡くなった子ども達ともいつも一緒です😻😸😻😸私が来るのを待ちわびているでしょうが、かなり先になりますよ😊でも待っててね💖💖💖2025/01/13
ぶんこ
50
そらにも本屋さんがあるって、本好きには一筋の明るい虹の国への憧れへの道。「本は<かこ>にも<みらい>にも行くことができる、すてきなものなのですから」は、大事にします。猫が主役なのも嬉しい。下僕としては本屋さんでお手伝いしたいです。2025/04/04
Y2K☮
38
引用なし。サイン本を青山ブックセンターで衝動買い。シリーズものらしい。なんだか色々な意味で胸が苦しくなった。たとえばポール・オースター。あるいは鳥山明さんや唐十郎さん、佐々涼子さん。プロレスラーだと吉江豊さんや曙太郎さん、小林邦昭さん、マイティ井上さん。最近だと谷川俊太郎さんや中山美穂さん、そして打越正行さん。あまり好きじゃなかったけどナベツネさんも。彼ら彼女らがそらのほんやさんへ足を運び、思い思いの一冊と出会えますように。この世で結ばれた縁の奇跡は続いていく。生きるのが苦しくなったら28ページを開こう。2024/12/19