出版社内容情報
小学生のうちにおぼえたいことわざを紹介するシリーズ。小学生の兄妹が主人公のマンガを巻ごとに40点ずつ掲載。テーマは「ことわざで生き方のコツが学べる」。1巻目は知ると明るい気持ちになる、元気が出ることわざを掲載。
目次
第1章 明るくゆかいに生きよう!(笑う門には福来たる;渡る世間に鬼はない ほか)
第2章 勢いにのってどんどん行こう(鬼に金棒;破竹の勢い ほか)
第3章 ラッキー!楽して得することもある(ぬれ手で粟;棚からぼたもち ほか)
第4章 意外なことが起きるからおもしろい!(人間万事塞翁が馬;ひょうたんから駒が出る ほか)
第5章 くよくよしない!開き直りもときには大切だ(明日は明日の風がふく;終わり良ければすべて良し ほか)
著者等紹介
桂聖[カツラサトシ]
筑波大学附属小学校国語科教諭。筑波大学非常勤講師、日本授業UD学会理事長、全国国語授業研究会理事。『国語教科書』(光村図書)編集委員、『例解学習国語辞典』(小学館)編集委員、Twitterでも、保護者や教員向けに「国語の学び方」を発信している
カツヤマケイコ[カツヤマケイコ]
百貨店の宣伝制作勤務を経てイラストレーターに。一男二女の母でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
40
読み友さんの感想を読んで。ことわざって面白いな。先日NHK朝の番組・0655で「糠に釘」という歌をやっていて母娘で大笑いしたんですけど(歌は阿佐ヶ谷姉妹さん)、ことわざって誰かが面白いことをしたりちょっと気の利いた言い回しをしたものが残ったのかなあ…と想像しちゃいます。ちなみに歌「糠に釘」はなんで同じことを言いたいためにこれだけことわざ作るのさ…の気がこもっていて楽しいです。ジョジョの名言「無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」もそろそろ入っていいのでは…あはは。2023/08/06
spatz
10
元気モリモリ編とタイトルがついていて、名の通り、ことわざが並んでいるだけではなく、こんな時に使うんだよ、という励ましの気持ちが込められている、ということが読み終えてわかり、こどもたちへのエールになっているんだなと感じました。ことわざ、は表現を豊かにするもので、太古からの人々のたくさんの経験知がその背景にあるものだと知ることができます諸説あったり、別の意味があったりすることも当然あり、言葉が生き物だと感じられます。今の世まで生き残ってきた言葉の数々は、元気に前向きに生きるための言葉だったのかもしれません。2023/06/09
Eri
5
娘小5図書館。 右ページはことわざ。左ページはマンガでわかりやすく用例を説明。 ユニバーサルデザインで、文字も読みやすくてとてもいいです。 主人公ケンゴくんの、【のどもと過ぎれば熱さをわすれる】【かえるの面に水】っぷりが面白くて笑ってしまった。2023/10/31
遠い日
1
シリーズ1。元気モリモリ編。これだけですごく背中を押されます。見開き2ページでひとつのことわざを紹介。漫画付きでどんなシーンに使うのか、その意味とともにわかりやすい構成となっています。人が生きていく上で、ありがち、起こりがちな困りごと、気分の転換など、昔から人間は戒めや教訓としてこういうことわざに落とし込んできたのでしょう。大人だから余裕で全部知っていました!と言いたいところですが、知らないことわざが3つありました。大変勉強になりました。#NetGalleyJP2023/06/20