内容説明
江戸時代末期、米作りがさかんな近江国で、農民たちの一揆がわきあがった。その原因は、幕府が年貢をふやすためにもくろんだ見分(調査)だった。自分たちや子孫の暮らしが立ちゆかなくなる…そう感じた農民たちは命がけで、幕府の使者のもとに殺到した。近江騒動として語り継がれる大事件を物語る。
目次
一揆のなかから声が上がった―「ほしいのは市野の首だ」
一揆がいちばん多かった時代
琵琶湖畔の村―幕府の使者がやって来た
心をひとつに
一揆は天下の御法度―幕府、追及にのりだす
天保の改革のゆくえ―ゆらぐ幕府の政治
著者等紹介
小西聖一[コニシセイイチ]
1939年生まれ、愛媛県出身
中山けーしょー[ナカヤマケーショー]
1962年、東京都生まれ。児童書を中心とした書籍の挿絵などを制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 誰も知らないサプリメントの真実 朝日新…