出版社内容情報
江戸幕府は、長崎出島を窓口に、オランダ人と交易していた。しかし鎖国政策により、日本の情報が海外に持ち出されることは、厳しく禁じられていた。1828年、台風によって海岸に打ち上げられたオランダ船から、数多くの禁制品が見つかった。持ち主は、オランダ商館の医師シーボルトだった。長崎と江戸をむすぶ大事件を物語る。
内容説明
江戸時代は、長崎港につきでた出島をたった一つの窓口に、オランダ人のみと交易していた。しかし、日本の情報が海外に持ち出されることは、厳しく禁じられていた。一八二八年の台風によって、オランダ船が海岸に打ち上げられ、船の積荷からは、数多くの禁制品が見つかった！？その持ち主は、オランダ商館の医師シーボルトだった…。
目次
台風が去ったあとに―オランダ商館医師シーボルト取り調べ
オランダ商館に新しい医師が赴任―日本人の間にも評判がたかまる
江戸への旅―運命を変えた出会い
発覚！シーボルト事件
十年後の事件、十五年後のできごと
日本開国―シーボルトふたたび日本へ
著者等紹介
小西聖一［コニシセイイチ］
１９３９年生まれ、愛媛県出身
中山けーしょー［ナカヤマケーショー］
１９６２年、東京都生まれ。児童書を中心とした書籍の挿絵などを制作（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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雨巫女。@新潮部
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《私-図書館》シーボルト事件で、有能な人物を大量になくしたなあ。2023/09/26
