出版社内容情報
ぼくはたったひとりしかいないのに、「どうしよう」と思うと、いろんなぼくが出てくるんだ。強気なぼくに弱気なぼく、意地悪なぼくに優しいぼく…。毎日毎日新しい「どうしよう」が生まれて、ぼくの心は大騒ぎ。どれが本物??
内容説明
まいにちまいにちうまれるあたらしい「どうしよう」。「どうしよう」っておもったとたん、いろんなぼくがでてくるんだ。つよきなぼく。よわきなぼく。うきうきなぼく。しょんぼりなぼく。やさしいぼく。いじわるなぼく…。どれがほんとのぼくなの?
著者等紹介
浜田桂子[ハマダケイコ]
1947年埼玉県生まれ。桑沢デザイン研究所卒。田中一光デザイン室勤務の後、『あやちゃんのうまれたひ』でデビュー。日本児童出版美術家連盟、日本文藝家協会、日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
39
未知のことって、大人だってこわい。色んな事やらかして、学習して、自分らしさを育ててる。そういえばそうだったんだよなあ…と微笑みながら読める一冊です。2022/06/25
どあら
33
図書館で借りて読了。どうしよう?っていう心の声が色々聞こえてくる。悩んだ結果もダメだったり良かったりだね😅2023/03/01
ヒラP@ehon.gohon
31
なかなか決められないくせに、とんでもない行動をしてしまう少年、私そのものです。 優柔不断というのでしょうか。 でも、いろんな自分がいるってことは、いろんな見方ができるということですよね。 あまり心配性にならず、そんな自分を認められるようになりたいですね。 そんな気持ちで読み聞かせしたいと思います。2022/05/17
chiaki
27
考えすぎちゃってなかなか決められないぼく。ぼくは常に、いろんなぼくの思いと迷い戦っています。選びとった答えがいい時もあれば、後悔することもあったり…。心の中のたくさんのぼくの様子にクスリと笑わされます。これを読めばついつい迷っちゃう自分のこともまぁいっか!って思えるかも。優柔不断さんにおすすめしたい1冊です。2023/06/01
anne@灯れ松明の火
20
新着棚で。こんな時、あんな時、「どうしよう」「こうした方がいいかな」「ああした方がいいかな」迷って迷って、いいと思うことの反対をしてしまうこと、誰にだってあるよ。こういう本を読むと、安心できる子、いっぱいいるだろうな。実は大人も?(笑) 2022/03/13