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出版社内容情報
1981から20余年にわたって続いた人気テレビシリーズ原作シナリオ。物語は、田中邦衛演じる黒板五郎が子ども二人を連れて生まれ故郷の北海道富良野に帰ってくるところから始まる。電気も水道もガスもない暮らしに驚きながらも子どもたちは様々な体験を重ねていく。バブル経済のさなか人の暮らしとは何なのかを問いかけた記念碑的作品。その後数年毎に、兄妹それぞれの成長や恋、親子の葛藤などを描き続け、同時代を映す国民的大河ドラマといわれるようになる。
放送開始40周年を記念し全作品を3冊の合本にして新装復刊(装画・倉本聰)。本書は’81秋から’82春に放映された24回のドラマシリーズを収める。
ノベライズではなく、セリフと情景だけで表現し読者の想像力に委ねる「シナリオ文学」のさきがけとなった作品。
内容説明
1981年物語はここからはじまった。国民的大河シナリオ文学をいま。
著者等紹介
倉本聰[クラモトソウ]
1935年、東京都出身。脚本家。東京大学文学部美学科卒業後、1959年ニッポン放送入社。1963年に退社後、脚本家として独立。1977年、富良野に移住。1984年、役者やシナリオライターを養成する私塾・富良野塾を設立(2010年閉塾)。現在は富良野塾卒業生を中心に創作集団・富良野GROUPを立ち上げる。2006年よりNPO法人富良野自然塾を主宰。代表作は『北の国から』『前略おふくろ様』他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みーなんきー
15
脚本なので、とても時間がかかって読み進めました。まずは情景を思い浮かべ会話する人のイメージを作り、間の空間を感じつつ。しかし内容はヒットするだけのことはあり、とても面白く、何度も懐かしい気持ちや、自分もそこにいる便乗感など感じました。北海道に住む憧れも湧いてきました2023/03/21
koji
0
名作とは聞いていたけど中々手が出なかった。会社の先輩がハマっているので、脚本集を買って読んでみる。これは傑作。子育てをしている身としては非常に身につまされる。五郎のような子育てをしてみたいとは思わんけど、学ぶべきところは沢山ある。2024/12/08