内容説明
玄奘三蔵の一行がやってきた朱紫国では、「国王の病気を治した者に、国土の半分を与える」と告知が出されていた。国王に呼び出された孫悟空は、脈を計るふりをし、丸薬を作るまねをしながら、ほんとうの原因をさぐり、その病魔退治に乗り出す…。世界最強のファンタジー・アドベンチャー「西遊記」第14弾!!
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年東京に生まれる。1986年『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞を受賞。1988年『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞を受賞。1991年「路傍の石」幼少年文学賞を受賞。2013年『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞を受賞
広瀬弦[ヒロセゲン]
1968年東京に生まれる。絵本、本の挿絵などを数多く手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ビシャカナ
3
正面から妖怪退治することなく、まどろっこしい手を使って妖怪退治をする悟空。妖怪退治が好きでもなく、事情があれば気がすすまないこともある悟空らしさ。東海竜王敖広や広目天のような懐かしい面々や、金閣銀閣の話など、これまでの積み重ねを感じさせる演出。いつになく不敵な表情の表紙の悟空も分かる気がするニクい一冊。2020/12/15
kokotwin
0
孫悟空がどんどんいい人になっていく。かしこいし、いろんなことをよく考えてるなぁ。お師匠様のこと、なんだかんだ言っても大事に思ってる。 うーむ。早く続きが。2022/10/25
mana
0
1人読み2021/06/03