内容説明
都道府県の和紙、産地の和紙文化、和紙の郷土玩具、西の和紙がわかる!
目次
近畿の手すき和紙
中国・四国の手すき和紙
九州・沖縄の手すき和紙
和紙の産地ってどんなところ?
和紙とかかわりの深い郷土玩具
和紙を使った西日本のお祭り&行事
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
80
土佐和紙の世界一薄くて"カゲロウの羽"とも呼ばれる「土佐典具帖紙」に惹かれる。文化財の修復に重宝され、ルーブル美術館など海外の美術館などでも使用されている。ユネスコ無形文化遺産「石州和紙」島根県浜田市に704〜715年ころ歌人の柿本人麻呂が伝えたのが始まりだと。西日本は染め紙も多い。阿波の藍染め紙のジャパンブルーが鮮やかで渋い。出雲民藝紙も民藝運動の柳宗悦の影響で素朴な色合いの手触りのざらついた紙に味わいがある。北海道ではフキ、東北以南はコウゾ、沖縄でバショウも用い作られる。伝統を絶やさぬよう応援したい。2020/11/19
phmchb
1
図書館本。斜め読み。2024/11/10
中津ゆか
1
和紙ってそんな歴史が長いんだと実感させられました。○○和紙って言うのは知ってはいたのですが、これはどこで作られているのかもわかってよかった。東日本編も買おうかな…高いんだけど…笑 けど欲しくなりました。2024/02/15
takao
1
ふむ2021/08/03
たくさん
0
コウゾとかミツマタとかガンピといわれてもあんまり親近感ないけれど、伝わり方によって個性って出るんだなっていうことを思いました。それぞれの個性がある紙は芸術品として見えるみたいに、神として消費するにはもったいないくらい美しく思えました。 2021/03/21