内容説明
ポポがいいました。「わらう木のところへいきたいのですがみちをしっていますか」ブータさんがいいました。「おー。わたしらもわらう木にあいにいくところですわい。いっしょにいきましょう」わらう木がおきあがってくると、ふしぎなことがおこったのです。「奇跡の一本松」から生まれたえほん。ふしぎに明るい祈りと再生の物語。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
26
遠い方の新着棚で。ビタミンカラーの微笑む木と猫。黄色が印象的な表紙に惹かれて。予備知識なく読み始めたが、冒頭に「ツナミにおそわれて」とあり、「まさか」と思ったが、その通り。奇跡の一本松をモチーフにした作品だった。ツナミから猫たちを守るため、倒れそうになった「わらう木」。その木を起こそうと、協力したのは、カエルに、ウサギに……? 白い花が咲いたように見えるものは実は……? 色数を抑え、ちょっと漫画チックな絵柄で、重く、大切なメッセージを伝えている。2020/06/13
NOYUKI
1
全く良さを感じない。絵も文も。津波のこと、亡くなった方のこと、こんなふうに描いていいの?と思う。