内容説明
まよなか…めをさましたのはだれ?よるのじかんへようこそ。ねむりたくない子へ(ねむるのがすきな子もどうぞ)
著者等紹介
おくはらゆめ[オクハラユメ]
1977年兵庫県生まれ。辻学園日本調理師専門学校卒業。絵本『ワニばあちゃん』(理論社)でデビュー、同作で、第1回MOE絵本屋さん大賞新人賞入賞。『くさをはむ』(講談社)が第41回講談社出版文化賞絵本賞受賞。『シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる』(童心社)で日本絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
25
大好きなおくはらさんの「昼間とは別の時間が流れている〈夜〉を描いた」短編童話。冷蔵庫や水たまりなどが、夜に何を考え、何をしているのかが、語られる。目の付け所が面白い。「よるのまんなか あかちゃん」の「もんもん ぱろるう うん ぽわか」という、けむくじゃらおかあさんの子守唄のような言葉は、つい口ずさみたくなる。2021/11/18
ゆか
22
まよなか よるのまんなかのそれぞれのストーリー。「れいぞうこ」「かまきりくん」「みずたまり」「あかちゃん」「チューリップ」のそれぞれのよるのまんなか。好きなのは、俳句を作るかまきりくんの話。一目惚れをしたかまきりちゃんを思う俳句が良い。好きな俳句は「ねこのこい かまきりのこい いけのこい」です。2019/11/06
美葉
17
とても癒される。大好きな本に出会えた。 「もんもん ぱろるう うん ぽわか」よく眠れるまほうの呪文?言葉の響きが癖になる。眠れない夜にぴったりな本。2021/12/24
ヒラP@ehon.gohon
15
夜の真ん中は不思議な空間なのですね。 もっともっといろんな事が起きそうな気がしましたが、素敵な夢を見ながら眠っているほうが嬉しいような感じです。 2020/01/15
S.Mori
12
楽しい童話でした。真夜中に風変わりな行動をするかまきりやあかちゃんが出てきます。それだけではなく、冷蔵庫が歩きだしたり、水たまりがおしゃべりしたりします。私が一番好きなのはかまきりのお話です。このかまきりくんは俳句を詠みます。笑えるものが多くて、吹き出してしまいました。かまきちゃんに一目ぼれているので、恋の句が多いです。「こいしても おなかはすくさ さんまやく」2019/11/14
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