内容説明
おつきさまだけがしっている、よなよなひらかれるあつ~いかいぎがありました。こんや、とくべつにそっとおみせしましょう…。
著者等紹介
浜田桂子[ハマダケイコ]
1947年埼玉県生まれ。桑沢デザイン研究所卒。田中一光デザイン室勤務の後、『あやちゃんのうまれたひ』でデビュー。日本児童出版美術家連盟、日本文藝家協会、日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mug
39
ゆうきくんが寝ている間に行われる、 学用品たちの会議。 議題は 『ゆうきくんの すべて』 今日は学校で、 鉛筆や消しゴムを上手に使えた✨ カスタネットも 以前のように おふざけせず 素敵に叩くことができた✨✨ でも… くしゃくしゃの ハンカチは、 いつも使われず ランドセルの底💧 定規は使ってくれるけど、 背中を搔く時だけ💧 そして最後に クレヨンたちの報告があり… 子どもに対する見方を 改めて 教えてくれる絵本だった😊2023/01/26
chiaki
37
寝る前の読み聞かせ。『るすばんかいぎ』を先に読んでいたので、「ゆうきくん、また靴下ほっ散らかしてるわ〰️」と、繋がりを感じながら長女もわくわくしながら聞いてました。ゆうきくんが寝静まった後召集される『まよなかかいぎ』では、文房具たちがゆうきくんの近況を報告しあいます。ほーカスタネット、そう叩くんだ〰️ゆうきくん、なかなかな元気です!笑 定規の使い方に、長女は激しく同意。文房具たち、ランドセルの中で、いつもこうして見守ってくれてるんだね。これ、低学年さんには読み聞かせしてあげたい1冊です。2020/11/16
たまきら
35
二年生読み聞かせに。文房具たちの会議が大うけでした。特に音楽会でカスタネットを使ったばかりだったので、「あはは、してたしてた!」「してねえし!」と大盛り上がり。良かった良かった。この本を読むべきと推薦した娘と読み聞かせ中に目があい、彼女にやりと共犯者の笑み。あ~おもしろかった。2019/11/22
Cinejazz
26
〝真夜中です。今日もお月さまがきれい。<ゆうき>くんは、ぐっすり眠っています。おや、ゆうきくんのランドセルが、バランと開きました…。出てきたのは、筆箱の中の鉛筆、定規、消しゴム、それからノートに下敷き、クレヨン、カスタネットなど、学校で使う文房具でした…赤鉛筆がコッホンと咳払いして「みなさん、こんばんわ。これから、まよなか会議を始めます」…〟学校でのゆうきくんの頑張りや、失敗の内容を報告しあいながら、みんなで応援を惜しまず見守ろう、という励ましの絵本です。2025/07/02
ケ・セラ・セラ
18
ランドセルの中身たち。子どもが日々少しずつ成長していく様子を、いつも見守って応援してくれているのですね。ついダメなところにばかり目がいってしまいがちですが、子どもの良いところにこそ目をむけたい。そんな大人へのメッセージとも思えます。2018/10/17