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出版社内容情報
「変身」や「審判」など不条理の文学で知られる作家、カフカの、絶望をものみこむ、突き抜けた短編を15編厳選。生前に発表された作品が少なかろうと未完の作品が多かろうと、おもしろいものを求める人々の心をつかんで離さない、世界中で読み継がれている作家、カフカ。不条理を描き絶望を謳い不安を裸にし孤独を抱くその姿は、第二次世界大戦後の文学に大きな影響を及ぼした。本書の自身の手稿に忠実な新訳によって、それらがよりくっきりと現れ出ることだろう。ごくごく短い作品の中にも、カフカの作品に向かう熱量、衝動が溢れ出している。
出発 5 夢 9 判決 ある物語 15 皇帝の使者 41 田舎医者 45 独楽 63 家父の気がかり 67 流刑地にて 71 館を防衛する光景 131 橋 141 雑種 145 断食芸人 151 ハゲタカ 173 ある学会報告 177 掟の前199 訳者あとがき 204
フランツ・カフカ[フランツカフカ]
著・文・その他
ヨシタケ シンスケ[ヨシタケ シンスケ]
イラスト
酒寄 進一[サカヨリシンイチ]
翻訳
内容説明
「活路を見いだしたければ、学ぶもの」すべてみな紙一重。悪と善も歓喜と悲哀も。名作がスラスラよめる!世界文学旅行へお連れします。
著者等紹介
カフカ,フランツ[カフカ,フランツ] [Kafka,Franz]
1883年、当時オーストリア=ハンガリー帝国領・プラハのユダヤ人の商家に生まれる。プラハ大学で法学を学んだのち、労働者災害保険協会に勤めながら執筆活動を行う。生前は『変身』など、数作品が知られるほどだったが、死後『審判』『城』『アメリカ』などで注目を集め国際的に名声が高まる。現代実存主義文学の先駆者といわれ、第二次世界大戦後の文学に大きな影響を及ぼす。1924年没
酒寄進一[サカヨリシンイチ]
1958年茨城県に生まれる。上智大学、ケルン大学、ミュンスター大学に学び、新潟大学講師を経て、和光大学表現学部総合文化学科教授。『砂漠の宝』で産経児童出版文化賞を、『犯罪』で本屋大賞特別企画「翻訳小説部門」の大賞を受賞
ヨシタケシンスケ[ヨシタケシンスケ]
1973年神奈川県に生まれる。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。『りんごかもしれない』で産経児童出版文化賞美術賞、MOE絵本屋さん大賞第一位(『なつみはなんにでもなれる』ほか本賞は四度受賞)などを、『このあとどうしちゃおう』で新風賞を受賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
けんとまん1007
燃えつきた棒
かんやん
空猫
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