内容説明
そうして、ある日…きがつくとイヌになっていた。イヌになってわかったことは…。あの、きたやまようこのロングセラーが、2倍のボリュームになって再登場!!
目次
第1章 りっぱな犬になる方法(あいさつ;いぬごや;うんこ;えさ;おて ほか)
著者等紹介
きたやまようこ[キタヤマヨウコ]
北山葉子。1949年、東京に生まれる。文化学院卒業。「ゆうたくんちのいばりいぬ」シリーズ(あかね書房)で第20回講談社出版文化賞絵本賞を受賞。『りっぱな犬になる方法』(理論社)で第40回産経児童出版文化賞推薦に選ばれ、『じんぺいの絵日記』(あかね書房)と共に第16回山本有三記念路傍の石幼少年文学賞を受賞。主な作品に「いぬうえくんとくまざわくん」シリーズ(あかね書房・産経児童出版文化賞産経新聞社賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鷺@みんさー
43
図書館で見つけたので問答無用で借りてきたが、なにが「+1」なのかと思ったら、「りっぱな犬になる方法」と「イヌとイスの見分け方」が一つになっただけだった。ほんとそれだけ。加筆修正はほぼゼロ(3枚くらい?)なのでまだ両方読んだことのない人に、きたやまようこテイストをオススメするときに便利かな。私は懐かしく読みました。けどやっぱ「ゆうたくんちのいばりいぬ」シリーズが、わんこツンデレで良いです。かわゆい。2018/04/07
道楽モン
29
版元である理論社の創立70周年記念書籍として復刊。表題作に『イスとイヌの見分け方』をプラスした2in1。作者の「きたやまようこ」氏の代表作は『ゆうたくんちのいばりいぬ』シリーズ。シンプルな構成で、人間と犬の差異を示しつつ人間、犬それぞれの存在価値を追求する。絵が可愛いのは勿論、絵本ならではのプリミティヴな問いの連続が心地良いばかりではなく、作者の犬に対する無限大の愛情が詰め込まれている愛すべきシリーズだ。本書もその魅力を継承しつつ「犬に生まれ変わった時に慌てない為に」というコンセプトが面白い。名作です。2024/07/04
東谷くまみ
20
私の前世は絶対犬だ。占ってもらったわけじゃないけれど、私にはわかる!高校時代、飼っていた犬と結婚したいと本気で思っていたし、犬のTVや本を読むとものの数秒で泣けてくる。とにもかくにも犬が愛しくて仕方ないのだ!!そんな私がこんな本に出会ったら読むしかないのだー!本文より「ひと→犬よりーと、が足りない。人の足りない所は犬が補ってあげよう」私たち人間の良きパートナー、犬族。心から君たちに大きな感謝と深い尊敬を。まん丸瞳に乾杯🍸️✨🍸️!!!2019/10/15
anne@灯れ松明の火
18
新着棚で。ずっと気になっていた。ちょうど読友さんが、元の『りっぱな犬になる方法』を貸してくれたので、くらべながら読んだら……。あれ? これは? もしかして? 同じ??? 分厚いのは、後半が『イヌとイスの見分け方』なのだ。つまり、かつて出た2冊が1冊になっただけ……? なにゆえ、今になって、こういう形の新刊を出したのだろう? 新作だと、楽しみにしていた分、裏切られたような……。それぞれ楽しい作品だったので、作品としては悪くないのだけれどね。2018/04/18
遠い日
13
「+1」だから、前作に加えての、加筆かと思いきや、2冊合わせ技の1本化。道理で、あれ?これ、読んだか?ということばかりでした。が、いつかりっぱな犬になるために、再読してよかったです。これでわたしもいつ犬になっても大丈夫。2019/11/26