内容説明
「ぜつぼう」を知らぬかたあしすずめよ!なんどもなんども、かなしみがおとずれようと、すずめはまけずに前をむいて、ただ見まもるしかないわたしをおどろかせるのです。ひなをひっしにまもる母おやすずめの、つよくやさしいすがたをえがいたお話です。
著者等紹介
椋鳩十[ムクハトジュウ]
1905年長野県生まれ。法政大学卒業。受賞歴に『片耳の大鹿』で文部大臣奨励賞『孤島の野犬』でサンケイ児童出版文化賞・国際アンデルセン賞(国内賞)『マヤの一生』『モモちゃんとあかね』で赤い鳥文学賞・児童福祉文化奨励賞、“母と子の20分間読書運動”でモービル児童文化賞など。1987年没
大島妙子[オオシマタエコ]
1959年東京都生まれ。出版社勤務ののち、絵本を描きはじめる。作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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