出版社内容情報
関ヶ原で西軍が敗れ、徳川に反抗した真田昌幸・幸村は、罪人として九度山へ幽閉される。一所懸命に守ってきた領地を失った父子は、根無し草のような暮らしをしていた。ある日、九度山に鎖鎌使いの少年が現れる。記憶もない、成長もない、感情もない少年を、幸村は「由利鎌之助」と名付け、真田屋敷に住まわせることにした。シリーズ第5弾。
松尾 清貴[マツオ キヨタカ]
著・文・その他
内容説明
関ヶ原で西軍が敗れ、真田父子は罪人として九度山に幽閉された―。信濃の地を追われ、根無し草のように虚しい日々を過ごす幸村の前に、ある日、鎖鎌を使って殺戮をかさねる記憶のない少年が現れた…おまえは暗殺者か?それとも同朋か?九度山に現れた記憶のない少年は、殺したことも覚えていない。歴史エンターテイメント第5幕。
著者等紹介
松尾清貴[マツオキヨタカ]
1976年福岡県生まれ。国立北九州工業高等専門学校中退後、ニューヨークに在住。帰国後、国内外を転々としながら小説を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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