内容説明
村が賊に襲われ、浅間山が噴火した、あの夜―。少年佐助は、見覚えのない老人に命を救われ山奥の小屋へと連れ去られた。そこで、佐助を待ち受けていたのはあまりにも過酷な運命だった…。猿飛佐助、霧隠才蔵…あの伝説の忍者たちは、こうして生まれた!戦国武将・真田幸村と彼に仕えた十勇士の秘密を裏のウラまで語り尽くした決定版!!
著者等紹介
松尾清貴[マツオキヨタカ]
1976年福岡県生まれ。国立北九州工業高等専門学校中退後、ニューヨークに在住。帰国後、国内外を転々としながら小説を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ichi
27
猿飛佐助、雲隠才蔵と忍びについて無知に近く名前くらいしか存じてませんが、この後彼らはどのように働いていくのか?各登場人物の心の内を描いた内容でした。2016/09/25
サン
20
家族を失い、謎の老人にさらわれた佐助は忍術を学びながら、生き延びる。戦国の世に忍びが絡んでいく話。猿飛佐助に真田幸村、霧隠才蔵のそれぞれの物語がこれから交わっていくであろうことに期待が高まる。2020/06/14
Bellumix
6
佐助の住む村が賊に襲われ、命を奪われようとする寸前、浅間山が噴火した。謎の老人・戸澤白雲斎に助けられた佐助は山奥の小屋に連れられる。そしてその日から、佐助は『逃げねば殺す』という言葉のもと、白雲斎に狙われることになった。そして時は過ぎ、信州上田では真田幸村の初陣となる小田原攻めが始まろうとしていた…真田十勇士、とても有名なのに人物の名前数人くらいしか知らないなぁと、かなり前からとりあえず何かを読みたかった。サラッと読めるが、まだまだ導入部。幸村と出会うのはいつになるやら。巻数もたくさんなのでボチボチと。2017/09/08
HNYYS
5
図書館本。佐助の幼少期が凄まじくて読みながら挫折しそうになりました。この後の幸村との関わりなどがとのようになっていくのか気になり楽しみです。2020/03/22
Olga
4
1巻目は3章から成り立ち、それぞれ猿飛佐助、真田幸村、霧隠才蔵の視点で描かれている。真田家の人たちはみな顔立ちが整っているらしい……。2016/04/29