内容説明
戦争が終わり、「コロボックル物語」の作者が「ふくろう坊や(オウリィ)」と呼ばれていた時のお話。短編童話『クリクルの話』『大男と小人』所収。
目次
生い立ち
別れ
卒業式
仮入所式と精密検診
横浜大空襲
母の決断
倶楽部
出発
北上記(東北本線;東北本線の続き;青函連絡船)
北海道〔ほか〕
著者等紹介
佐藤さとる[サトウサトル]
1928年、神奈川県横須賀に生まれる。早くから童話を志し、児童雑誌の編集などに携わるかたわら1950年、長崎源之助、いぬいとみこらと同人誌「豆の木」を創刊。1959年、初の単行本『だれも知らない小さな国』を出版し、毎日出版文化賞・日本児童文学者協会新人賞・国際アンデルセン賞国内賞などを受賞。その後「コロボックル物語」シリーズは1987年の『コロボックルむかしむかし』まで計6作品を発表、現在まで読み継がれている。1967年『おばあさんのひこうき』で野間児童文芸賞・児童福祉文化賞(厚生大臣賞)などを受賞。1988年、厳谷小波文芸賞受賞。2007年、『本朝奇談 天狗童子』で赤い鳥文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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