内容説明
おれの親父はプレスリーおたくの46歳。音痴。超いいかげんなダメ父に巻き込まれ、行くのはブルースの街・メンフィス。
著者等紹介
野中ともそ[ノナカトモソ]
東京都生まれ。明治大学文学部文学科演劇学卒業。音楽雑誌の編集、ライターを経て、1998年『パンの鳴る海、緋の舞う空』で小説すばる新人賞を受賞。ニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takaC
22
帝王は何者さ?最後から2ページ目(p235)の最終二行がお気に入り。2012/07/11
totokai
5
野中さんの「チェリー」が好きなので他の本も読もうと思って読んだ本。親子愛と成長の話かな?2014/01/31
HEAVYSOULz
4
同じ誕生日の出世頭であるプレスリーをあまり知らずにリスペクトしている私としては、タイトルにつられて読んだが、無茶な設定にしては親父と息子の距離感が絶妙で、一緒に熱く盛り上がった。2011/07/18
タスボ
4
おやじ最高です。こんな親子の関係そうないですよ 児童書と侮る無かれ。2011/07/14
助作
3
中学のときの男親との関係って難しいナァ・・・思い出してみれば。自分の親が急に小さく見え出して、自分もああなるのかナァって漠然とした焦燥感に駆られたり・・・したのかなぁ。進藤のように親の存在が大きすぎるってことはなかったけど、こういう親子関係もあるだろうし。この年代は恋愛を中心に語られることが多いだけに新鮮でした。そして子供と共通の趣味を持てること・・・・男親の浪漫ですな^^ 2012/02/16
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