内容説明
ダイヤモンドも美術品も飽き飽き。大泥棒ビショップ家に生まれたカタリーナ(カット)は、“家業”をやめ、フツーの高校生に。ところが、名画を盗まれたマフィアがパパを疑い、「二週間で返せ。さもなくば命をいただく」と言う。濡れ衣を晴らすには、警備厳重な、あのギャラリーを襲うしかない。そう、泥棒だって命は惜しい…。ロンドンのギャラリーに、いとこ総出で大仕事!?好評「スパイガール」シリーズ作者の最新作。
著者等紹介
カーター,アリー[カーター,アリー][Carter,Ally]
アメリカ、オクラホマ州で生まれる。オクラホマ州立大学とコーネル大学で学ぶ。会社勤めをしたのち作家に
橋本恵[ハシモトメグミ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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midorino
3
主人公が魅力的な女の子だった。ティーン向けの映画かドラマを見ているような感覚で読んだ。難しいことを考えずに楽しめた。素敵な俳優さんたちでかっこよくかわいく映画化してほしい。2016/04/12
せれな
2
面白い!!さすが、アリー・カーターさん!!スパイガールにも負けないハラハラ感、ドキドキ感。そして、その中で悩む少女はティーンエイジャー感に溢れているし、歴史的な見方をしても面白い。美術品、絵画、彫刻。世界各国を飛び回り、時代までも飛び出すような、そんな作品。2014/10/21
優
0
いっつもどうしても切なくなるシーンとどうしてもわからなくなるシーンがある。でも大好きな本であることには変わりない。2017/02/19
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0
登場人物が良かった。お気に入りはへール。真犯人を探っていく様子が面白いし、最後のしっぺ返しが良かった。ただ、若干説明不足と思う。読んだことのないシリーズの2巻か3巻を読んでしまった感じ。面白いけど、前の本を読んでないので若干ついていけないあの感じに似ている。でも面白かったし結構良かった。怪盗ビジョップ2011/04/13
そら@真面目にダイエット中
0
泥棒一族の娘が、父親の濡れ衣を晴らすために、いとこたちと警備が最高に厳しい美術館から絵画を盗む、という物語です。面白くて引き込まれる、という要素が少なくて、中々集中できなくて読み終わるのに時間がかかりました。ロマーニの正体も、マフィアから疑われた盗難が本当にカットの父親がやったのかやってないのかも、いまいちわからない感じで、読み終わったあとも微妙にすっきりしませんでした。2010/09/05
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- 和書
- 丹沢に咲く花