内容説明
サンフランシスコ湾にうかぶ鉄壁の監獄島アルカトラズ―幽閉されたのは、伝説の錬金術師ニコラ・フラメルの妻にして恐ろしい力を持つとささやかれる呪術師ペレネル。ニコラと双子はロンドンへ逃れ、サラセンの騎士パラメデスとシェークスピアと名乗る男にかくまわれた。さらなる“元素魔術”を知るはずの古の王ギルガメシュをさがす三人に、因縁の魔術師ジョン・ディーとマキャベリらの追っ手がせまる!脱出口は草原の遺跡ストーンヘンジ―そして赤毛の戦士スカアハの運命は…。
著者等紹介
スコット,マイケル[スコット,マイケル][Scott,Michael]
アイルランドでもっとも成功した作家のひとり。神話や民俗学に造詣が深く、ファンタジー、SF、ホラー、民話など幅広い作風で人気を博している。『アイリッシュタイムズ』紙は、英国ファンタジーの第一人者と称した。現在は、ダブリンにて『アルケミスト』シリーズの続編を執筆中
橋本恵[ハシモトメグミ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KJ
7
早く続きを読みたいですね2010/05/16
AR読書記録
4
まぬけや... 敵さんかなりまぬけや... わりと容易に「神」的存在をやっつけたり、味方にしたりできるのは、ほんまに神かいな...と思うと同時に、でもそういう「神」も多いわなと思う。いや考えてみれば、人類史上、絶対神でない有象無象の神さまのほうがそらようけいはるわな。この話のなかに絶対神は出てこないことはポイントかもしんない。2016/04/27
tom
4
読了まで時間がかかってしまった。どうしてなのかと考えてみたら、結局のことろ面白くないからということに気づいた。古今東西の西洋系神話的キャラクターが次から次にてんこ盛り、くずぐずと過去の怨念をしゃべり合ってるファンタジー。ああ、つかれた。続編はもう読まない。2013/03/01
ドラン3世
3
よくもまぁ、こんなに敵がうじょうじょと出てくるものですね。でも、目覚めた二人には適わない。ジョシュが素敵に成長している姿がよく見られました。クレラントの謎が気になるところ。そして、どうもフラメルが怪しくなってきました。ペレネルと合流できましたが、これからこの二人と共に戦っていいものか。スカアハが無事だったのも黙ってたし・・・ディー博士もマキャベリも失敗続き。これから、二人はどう対抗してくるの。あー続きが気になります。忘れちゃいけない、シェークスピアとギルガメッシュ。なんて雑な姿をww2014/06/08
あゆむ
3
急いで図書室に行ってそっこーで読みました。ニコラはいったいどこへ向かっているんですかね…双子も困惑です2012/05/07