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内容説明
妖怪都市大江戸のかわら版屋・雀は、秋になると大浪花に現れるという“雷馬”の話にひきつけられた。雷雲を体中にまとっている巨大な神獣だという。雀は大浪花へと取材のため旅立つ。シリーズ5冊目。
著者等紹介
香月日輪[コウズキヒノワ]
和歌山県に生まれる。「地獄堂霊界通信」シリーズ『ワルガキ、幽霊にびびる!』で日本児童文学者協会新人賞を受賞。『妖怪アパートの幽雅な日常1』は産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞し人気のシリーズとして全10巻で完結した。大阪市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hirune
46
もう一人の鬼火の旦那、しかも人間でこの世界と人間界を自由に行き来できる修繕屋さん。大浪花にもう一人親父さんが?と思ったらどちらかというと兄貴みたいな感じだった☆さすが大浪花、コテコテで雀は嬉々として食べ歩き♪食い倒れの町だからね。糖質制限とは真反対の描写がてんこ盛り(;^_^A人間界に帰る気は更々ない雀だけど、修繕屋さんというパイプができて人間の食べ物が入手できそうだ(まだ食うのか、雀!)2015/06/08
sora
34
グルメ旅行のようでした。物見遊山紀行というべきかな。本当にあっさりしていて、軽くて、楽しめました2014/12/05
くぅ
25
やっと出てきた!修繕屋さん!この人に会いたくてこのシリーズを読んだようなものなので感慨一入だv(。-∀-。)それにしてもこの世界、小麦をひいて小麦粉は作れるし塩もあるからうどんは出来る。たこ焼きも出来る。でもソースがない…ってガーン( ꒪Д꒪)だね。たこ焼きのあとにはレトルトカレーをねだっちゃう雀のかわいいことと言ったらない(笑)修繕屋さんの一言が良かった。「偶然の重なり合いに何か意味を見出したがるのは、人間の悪い癖」2014/09/15
秋製
17
毎年、秋になると大浪花に現れる「雷馬」の話を聞いた雀は版元に取材の許可を求めるが経費がかさみすぎると却下される。そこに助け舟を出したのは日吉座の座長の娘で脚本家の雪消。雪消の粋な計らいで無事許可が下りた雀は、またひょんなことから普段ではありえない出会いをし大浪花の地を踏んだ。そこで自分を拾って親代わりのような存在鬼火の旦那とと等しい存在である「修繕屋」と出会う事になる。2013/04/14
nana
16
何だか食べてばっかりの雀、読んでるだけでお腹いっぱい(^_^;)将軍様達がどちらも可愛い(^^)どうやって決めたんだろう?修繕屋さんは10年違いの同じ次元、という事はもしかして同年代なのかな?2015/06/15