内容説明
むかしは、ポリーとジョーと三人で、夏の夜にジョーの家の裏庭で芝生に寝ころがり、星をながめたものだ。あのころ世界はもっと大きく見えて、可能性や進む道もたくさんあるように思えた。
著者等紹介
ブラッシェアーズ，アン［ブラッシェアーズ，アン］［Ｂｒａｓｈａｒｅｓ，Ａｎｎ］
メリーランド州チェビー・チェイスに生まれる。コロンビア大学で哲学を学び、ニューヨークで編集者として活躍。その後、作家に転身し『トラベリング・パンツ』シリーズが大ヒットとなり、映画化もされた。現在はニューヨークで暮らしている
大嶌双恵［オオシマフタエ］
北海道生まれ。翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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星落秋風五丈原
13
トラベリング・パンツ姉妹編。エフィ―ったら。2020/08/26
じょじょ
5
良かった。この年頃はハイティーンとまた違って 悩みの尽きない年頃だと思う。学校と言う狭い世界が全てで そこから外れてしまったらこの世の終わりかのように考えたり 合わない友達に無理して合わせようともがいて 本当の友達が見えなくなったり。懐かしいけれど 二度と戻りたくはない時期。2022/09/18
シエロ
4
燦々とした夏の太陽を思わせる姉妹作・トラベリングパンツのお話とは一転、本作は同じ場所、同じ季節の設定のはずなのにずっと曇り空の下にいるような雰囲気だった。環境等の変化で揺らぐ友達関係も、ふと幼馴染の三人がそれぞれ友情の大切さに気付く過程が描かれている。トラベリングパンツの4人とは異なる形で、形成されたシスターフッド。作者はキャラクター達をひと夏でいつも大きく成長させている。2018/05/09
そら@真面目にダイエット中
4
高校生になる前の夏休み、少しずつぎくしゃくしだした三人の友情と、三人それぞれの成長の物語です。ポリーの母親はアルコール中毒になるし、アーマは成績のことしか考えられないこで、ジョーは亡くなった兄弟のことや離婚寸前の両親のことが悩み。そんな悩みと向き合いながら、三人の友情がどれだけ大切なものだったのかに気づいていく流れが気になり、ぐいぐい読めます。「トラベリング・パンツ」に出てきた主人公四人のうち二人もちらりと登場するので、「トラベリング・パンツ」シリーズを読んでからだとより楽しめると思います。2010/06/18
まきまき
3
トラベリングパンツの姉妹編。成長するにつれて離れていく友達って誰でも経験してるんじゃないかな・・・。（この物語では友情が再生するけど）「トラベリングパンツ」を外側から見た描写が出てくるのは本編とは関係ないけどファンにはうれしい。2011/08/07
