内容説明
「あいつは魔術を使う」と噂された男、ニコロ・マキャベリ。ルネサンスのフィレンツェに生まれた彼が、不死身となり、いまもヨーロッパを闊歩している…?錬金術師ニコラ・フラメルと金銀のオーラをもつ双子は、『アブラハムの書』の数ページを手にパリへのがれた。追跡する魔術師ジョン・ディーが助けを求めたのはマキャベリ…神話と現代がとけあうノンストップ・ファンタジー。
著者等紹介
スコット,マイケル[スコット,マイケル][Scott,Michael]
アイルランドでもっとも成功した作家のひとり。神話や民俗学に造詣が深く、ファンタジー、SF、ホラー、民話など幅広い作風で人気を博している
橋本恵[ハシモトメグミ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tom
4
神話の魔物や歴史上の人物のてんこ盛りファンタジー。こんなファンタジーみたことがない。とてもユニークだけど、てんこ盛り状態なだけあって、世界観は単純素朴、いわゆる悪とそれを阻止する人間世界の対決という構図。面白くなるはずもないけれど、このユニークさがどこに行くのかが気になって続巻に続きます。それにしても、こんなファンタジーまであるのかという驚きの本。2013/02/13
きいろ
3
車にPC、携帯にICレコーダーを使いこなす歴史上の人物たち。魔術師だけあって頭が柔らかいのかな。慣れた方法を選びがちな最近の私も見倣わなくては☆ 伝説の双子、これからどうなる?!2012/11/12
2時ママ
2
長女 小5 ひとり読み。2020/01/24
詩歌
2
タイトルがずっとニック氏なんだろうかと興味を抱き、読み始める。歴史上の人物や神話の神々も登場していた。2014/04/24
斑入り山吹
2
子供が図書館から借りてきてうちに転がっていたので、読む。姉弟の確執が気になったのでね。なんちゅーか、ストレートすぎる。一筋縄ではいかない、という感じがもっとほしいところ。でも借りてきたら続きは読んでしまうのだろうなぁ。2013/09/29
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