内容説明
この詩集の作者は、まど・みちお、満98歳。最新書き下ろし詩集ができました!書いた人もスゴイけれどそれを読めるわたしたちもすごくハッピー。だから、いっしょにう・ふ・ふ。
目次
としよりの暮らし
ごきげんな毎日
生き物・コトバ
書くこと
よのなかと
ふと思う
著者等紹介
まどみちお[マドミチオ]
本名・石田道雄。1909年11月、山口県徳山市(現・周南市)に生まれる。「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」「ふしぎなポケット」などの童謡を次つぎと発表。1994年国際アンデルセン賞作家賞受賞。川崎市在住
nakaban[NAKABAN]
本名・中林久和。1974年11月、広島県廿日市町に生まれる。絵画を中心に、挿絵やアニメーションなど幅広く活動。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おくちゃん🌷柳緑花紅
35
このシンプルで深い感性はさすが!最後のページに最近のうふふとして、まど.みちおさんは、チョコレートを見たとき。作中の絵を描かれたnakabanさんは、長男の誕生と書いてある。さて私のうふふは....2013/09/14
ヒラP@ehon.gohon
21
100歳を間近にしたまど・みちおさんの詩集です。 老境においてもユーモアを忘れず、温もりのある言葉が元気よく弾んでいます。 どうして児童書なのか解らないのですが、この詩集を通して、おじいちゃんおばあちゃんに温かい目が向けられたらいいなぁと思います。2024/10/04
かおりんご
11
詩。おじいさん的視点が多いので、子供だったら理解しづらいだろう。この良さがわかるには、ある程度の経験がいると思う。2013/10/06
遠い日
10
子どもむけの詩ではない。まどさんが生きた証のようなことばが、詩の形をとってここにある。自由に大らかに、言いたいことを言う。生きものへ、今の世の中へ、自分へ、ことばを投げかける。「オレちゃん」だなんて、なんてまぁ!「うふふ」を感じる心が、いい。nakabanさんの挿絵も、すてき。2014/04/19
うりこ
8
すぐに読めちゃった!うふふ。いいなあ、まどさん。詩人まどさんは、2014年、104才で老衰のために、亡くなった。けど、まどさんは、なくならないんだなあ、うふふ。この詩集は、2008年刊だから、なんと99歳のときの詩集。〈虹ヶ丘の/リハビリケア・/センターにいくと/必ずまっ先に/体温と血圧の検索だが/(略)/体温計など/あんまり/しょっちゅうだと/はさんでもいないのに/脇の下を体に/ひっつけっぱなしで/知らぬまに自分の/「アホウ度」だけを/はかてるしまつ/アッホー〉詩を読めば、すぐまどさんに会える。うふふ。2023/04/29
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