内容説明
かつて、ひとりの錬金術師がいた。その名は、ニコラ・フラメル。古の秘儀書『アブラハムの書』を解きあかし、だれもが追いもとめたのに得られなかった、あの“賢者の石”を手にした―すなわち、不死の秘密をわがものにしたというが…。ニコラは、パリで死んだと言われている。だが、“賢者の石”についてはメモひとつ残されていない。生きていれば、七百歳に近いはずだ…。幻惑のノンストップ・ファンタジー。
著者等紹介
スコット,マイケル[スコット,マイケル][Scott,Michael]
アイルランドでもっとも成功した作家のひとり。神話や民俗学に造詣が深く、ファンタジー、SF、ホラー、民話など幅広い作風で人気を博している
橋本恵[ハシモトメグミ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いお
10
ハリー・ポッターに出てきた伝説の錬金術師ニコラス・フラメル。「賢者の石」の作り方が載っている「コデックス」が狙われて、魔術師たちと戦う。魔女や伝説の神々、怪物が最大の敵な物語は王道ファンタジー。1巻完結かと思ったら、6巻だった。2020/12/25
こだまの本棚
10
〜p106 途中で挫折。 子供向けの本なのだろう、今の自分には少し物語の深みが浅かったのか、すぐに飽きが来てしまった。ファンタジー色が強く、本の外装も雰囲気が出ていた。しかし、ハードカバーなため持ち歩きが難しく、読む機会を持ちにくかった。 これまでは、合わないと思った本も無理に読むことが多々あったが、今後は、もっとたくさんの自分が面白いと思える本と出逢うためにも、切り捨てることは必要かなと思う。この本に関しては子供の頃に読みたかったなと思えたが。 2018/09/24
なま
9
ニコラ・フラメル、ペレネル・フラメル、ジョン・ディ一等、主人公の双子以外は全て実在の人物や神話の生き物を元にした物語なので思いが入りやすいし史実が織り混ぜてあるのでファンタジーながら歴史の幅も広がる。 全6巻のうちの1巻は、ジョシュのアルバイト先の書店が爆発。ディ−の仕業でコンデックスの書が盗まれた。やっとの思い出もぎ取った最終2ページ。ディ−から逃れる為に双子のソフィーと錬金術師のフラメルと一時避難しながら双子には珍しい金と銀のオ一ラがあることがわかり、まずはソフィーの能力を引き出してもらう。2017/07/15
AR読書記録
6
姪っこにどうかと試し読みシリーズですが、うむ、これもまだ早かろう。七番目の娘の七番目の娘とか、スカアハにとてもグリマルキンを思い出すところとか、『魔使いの弟子』シリーズをとても連想してしまうのだけれど、そのへんはアイルランドの文化的土壌みたいなものでしょうか。とりあえずご縁ができたからにはいちおう最後まで読む。すでにジョシュくんのダークサイド堕ちは決まったようなもんだがな。2016/04/01
きいろ
6
ハリーポッターシリーズにも出てきた、錬金術師。題名に惹かれて読み始めたら面白かった。これからどうなっていくのか続きが気になる。2012/11/11
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