内容説明
事件が起きたのはいつもと変わらない日の朝だった。月のはずれにポツンと浮かぶぼくたちの家“ラークライト”には、地球からお客さんが来る予定だった。ウェブスターという宇宙生物の研究者だ。だけどドアをあけた瞬間から、ぼくと姉ちゃんは、世界を救うための命がけの冒険に巻きこまれていったんだ…。大陽系をかけめぐる、少年と海賊たちの奇想天外な冒険アドベンチャー。
著者等紹介
リーヴ,フィリップ[リーヴ,フィリップ][Reeve,Philip]
1966年、イギリス、ブライトン生まれ。書店での仕事についたあと、児童書の挿絵などを手がけるイラストレーターとなる。そののち、『移動都市』(邦訳、東京創元社)で2001年にデビュー。スマーティーズ賞を受賞、ウィットブレッド賞の候補にあがる話題作となった
松山美保[マツヤマミホ]
翻訳家
ワイアット,デイヴィッド[ワイアット,デイヴィッド][Wyatt,David]
画家。テリー・プラチェット、フィリップ・プルマン、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ、アラン・ガーナー、J・R・R・トールキンなどの作品にすばらしい絵を描いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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CCC
3
うーん、冒険ファンタジー。児童小説のお手本のようだ。2015/07/16
すけきよ
3
『移動都市』もそうだったけど、こちらはより『天空の城ラピュタ』を想起させる。空飛ぶ船って言うだけで、かなりやられる(笑)ジュヴナイルなんで、やたらと都合がいいし、展開も速いんだけど、リーヴの作品は、なんといってもそのヴィジュアルとガジェットが楽しいんだよね~。機械人形の召使、エッフェル塔のような宇宙港、あらゆる知識を持つ木星の入道雲、火星のスパイ、四本腕のイオ人、太陽系をクモの巣でつなぐ種族、ロンドンを暴れる巨大クモロボ……ヴェルヌのテイストが21世紀風に見事に調理されている。活気と冒険にあふれた宇宙を思2007/10/19
杏子
2
これは西日本感想画コンクール課題図書なんだけど、いかにも絵に描きたくなるような、楽しい冒険が詰まってます。ちょっと変わった宇宙冒険活劇って感じかな? あんまり細かいことを言わず、ストーリーを楽しんだらいいと思います。2008/07/10
おのうち みん
0
ブログに感想書いた http://avalonmizube.jugem.jp/?day=201108012011/08/01