大江戸妖怪かわら版
封印の娘―大江戸妖怪かわら版

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784652079072
  • NDC分類 K913
  • Cコード C0093

内容説明

昼空を龍が飛び、夜空を大こうもりが飛び、隅田川には大みずち、飛鳥山には化け狐、城には巨大なガイコツ・がしゃどくろがすむ妖怪都市・大江戸。そこに、ただひとりの人間として落ちてきた少年は、かわら版屋に職を得て、妖怪達と暮らし始めた…。

著者等紹介

香月日輪[コウズキヒノワ]
和歌山県に生まれる。「地獄堂霊界通信」シリーズ『ワルガキ、幽霊にびびる!』(ポプラ社)で日本児童文学者協会新人賞を受賞。『妖怪アパートの幽雅な日常1』(講談社)は産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞し人気のシリーズとなっている。大阪市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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hirune

37
鬼火の旦那、カッコ良い〜〜(≧∇≦)雀にとって頼り甲斐のある理想の親父だね☆妖怪の世界、大江戸でただ一人の人間として、食べていくために懸命に働く雀☆未だに色気より食い気なので、相変わらず美味しそうなものを食べてばっかり(#^.^#)事件も起こるけど、概ね楽しく暮らしています♪2015/06/01

氷華

22
漫画版を読んだら続きをよみたくなって読みました。とにかく終始雀は可愛い……。雀は本当に大人だなと思うんです。行動もそうですが、そのひたむきさや考え方が大人なんですよ、だから大きな失敗をしてもきちんと挽回することが可能なんです。その姿を各々の角度から見守る大人たち……本当にいいですよね。日吉座の脚本家であり座長の娘の秘密とは……二人の交流も心暖まります。そして合間に入る料理の美味しそうなこと( ゜ρ゜ )鬼平やるり子さんみたく料理本を出してほしかった……2015/07/09

くぅ

17
雪消がかっこいい。って言っちゃいけないかもだけど、かっこいい。封印が解けて白鬼の姿となった雪消が保坂の三男を馬鹿にする場面がなかなか良い。しかし、やっぱり鬼火の旦那が一番かっこいい(笑)今回は出てくる食べ物も美味しそうだった。黄粉たっぷりのあべかわ餅やあんこう鍋なんて見ると、早く寒くなれ!冬になれ!って思いますもん。2014/09/03

秋製 

17
かわら版の記者として大江戸で生きていく雀。題の「封印の娘」との出会いで、雀はまた少し成長を遂げる。2013/04/14

万葉語り

16
封印の娘、雪消さん。雀の現世での生活ぶりを思い出させる新しい登場人物がタイトルの巻でした。それにしても、装丁が美しくていい。児童書の棚にあるので、もっと感性豊かなうちに読めればよかったと思いました。大江戸の年末年始の様子がすごく豊かで、年中行事を蔑にせず、丁寧に日常を過ごすことの大切さに思いを致した。2013/12/05

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