内容説明
ジーンズは勇気と愛ときずなをくれた―それぞれの道を歩きはじめた４人。けれど、まだ大人にはなりきれない。ジーンズは最後になにをおしえてくれるの…？熱いリクエストに応えて書かれたシリーズ感動のフィナーレ。
著者等紹介
ブラッシェアーズ，アン［ブラッシェアーズ，アン］［Ｂｒａｓｈａｒｅｓ，Ａｎｎ］
メリーランド州チェビー・チェイスに生まれる。コロンビア大学で哲学を学び、ニューヨークで編集者として活躍。その後、作家に転身し『トラベリング・パンツ』シリーズが大ヒットとなった。現在はニューヨークに夫と３人の子どもと暮らしている
大嶌双恵［オオシマフタエ］
北海道生まれ。翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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takaC
45
そろそろ5冊目（"Sisterhood Everlasting"）の日本語版出てないかなと図書館で探したがまだだった。原書もなかったので在庫の4冊目（"Dorever in Blue"）の訳本を借りてきた。なるほど映画の2作目の原作は2nd Summerや3rd Summerではなくこの4th Summerだったのね。映画(2作目)の悪印象に反してこれは結構面白かった。Everlasting翻訳版もはやく出版してくれないかな。原書を買った方が早いかな。2014/07/22
ぶんこ
43
大好きな４人組にまた会えました。昭和の時代の19歳と思いながら読んでいましたが、本当は多くの19歳が健気でウブなのかもしれない。親のお金で遊びまわるのでもなく、それぞれの学びたいことに真っ直ぐに進んでいる青春は輝いています。カルメンが落ち込んでいる大学1年生の姿にオロオロしましたが、最後は親友の３人がいる事で力を得たのがよかった。他の人たちも助けあっている。それを間近でみているエフィの哀しみも理解できるだけに切ない。姉のレーナが優しくて救われました。2020/06/19
ちくわ村長
16
あの子たちはいつのまにかもう立派な娘さんになってる。いつも一緒であることが当たり前だった彼女たちは、もう別の生き方をすることを当たり前に受け入れている。悩み苦しみ足掻いて、一人で立ち上がり、新しい自分を勝ち取っていく。そんな彼女たちに魔法のジーンズは必要ない。大人になる手助けをしてくれたジーンズは旅立ってくんだ。2012/04/23
Akie
13
これで最終巻か…と思ったら５冊目もあるそうで嬉しい。ブリジットとペリーの双子がひそかに気になっていたので、最後にはほのぼの。カルメンにはあるあると頷いてしまいそうな女子の怖さ。ティビーの気持ちも分かる。レーナは救われてよかったね。この４人の話はいつまでも読みたい。女の子のこういう友情は素敵。切なかったラスト。カルメンの最後の言葉にジーンときました。2015/03/22
miki
9
親元を離れて暮らす、一人立ちの時。１９歳の悩みや不安や孤独。分別のなさや心の狭量。闇雲に他を拒絶してしまうけど、でも後になって寂しくなる。正直に言えば、前作で完結を迎えてほしかったですが、４人の女の子たちがまたひとつ壁を乗り越えて強くなる姿には、やはり惹き付けられるものがあります。2012/10/26
