内容説明
初めての朝、そろそろと廊下のようすをさぐる。だれもいない!今がチャンス!シャワー用具を抱きしめて外に出ると同時に三男のフィンが部屋から出てきた。寝グセのついた髪、白いTシャツに短パン。うわっ、男の子はこういうので寝るんだ…。最初からラストまで、ドキドキの連続!アメリカで超人気のラブコメディ決定版。
著者等紹介
露久保由美子[ツユクボユミコ]
翻訳家。神奈川県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ふかborn
8
米国のお話は人権意識がしっかりしているので、えげつないイジメは無いだろうと安心して読める。男の子の生態リポートが各章にあって面白い。それと併せて主人公ミーガンを通して、女の子の考えている事も分かるので読者が男女どちらでも楽しめる。イケメン7人組と書いてあるが、ミーガンの射程圏内は長男から四男の4人だけ。長男ショーンと四男ダグの話が少ないのと、六男と七男が幼いので続編が読みたい気分。二年間は一緒に暮らす設定なので、まだまだ兄弟間を行ったり来たりの美味しさは味わえるはず!2014/06/07
ゆるりは
6
親の転勤について行きたくないため、男の子が七人もいる家に居候することになった16歳のミーガン。いかにもアメリカンな高校生活が楽しい。サッカーが得意で、ちょっと口下手だけど優しくてまっすぐなミーガンが好ましく、最後までワクワク読みました。2024/12/19
KZ
6
外国の方が書いた話は名作以外は少し苦手だったのですが、この本は読みやすかったです。主人公の性格が好きだ(*´ω`*)新友とのメールのやりとりが、毎回面白い!2015/04/26
じょじょ
4
これはYAになるのかな?面白かったし ミーン・ガールズみたいだった。もうこんな感覚を味わう事はないだろうし(男の子に対しても女の子に対しても)一通り経験してきて 言葉は悪いかも知れないけど慣れたと言うよりスレてしまったから。久々ピュアなドキドキを思い出せて楽しかった。2022/01/06
藤
4
王道少女漫画的設定にやられて手に取ってしまいました。うーん同居ものに弱い私…7人っていっても2人はまだ子供なので実質5人。学園生活のイベントやトラブルを通して同居先の男の子を落としていく感じ?続編が期待できそうな終わり方だったので続きが出たら読んでみたいです。個人的にはダグが懐柔されて惚れるところが見てみたい…そんな展開あるんですかね(笑)2010/07/19