内容説明
欧米諸国、アジア各地をはじめ、ジンバブエ、ルワンダ、パプアニューギニアからボスニア・ヘルツェゴビナ、各地の少数民族にいたるまで。15余年にわたり撮り歩いた世界中のハッピーな笑顔から、選り抜きのオールカラー150点。特大・世界シェー地図も収録。
著者等紹介
平沼正弘[ヒラヌママサヒロ]
1951年宮崎県生まれ。カメラマン。大学を中退したのち、20代は定職につかぬまま、夏は北海道、冬は沖縄に滞在しつつ、世界を放浪。現在は「四国八十八カ所」巡礼のなかで、シェー!写真を撮りためている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
72
図書館本 世界中の人々の「シェー」を集めたもの。これほど幸せな気持ちになる写真集があるだろうか!写真にうつる人々は、それぞれいろんな人生を送っており苦況もあるだろう。だがそれでも、笑顔でシェー。これでいいのだ。巻頭の赤塚不二夫さんのお姿が眩しい。2021/11/15
seacalf
50
ああもう、とにかく最高。こんなのずるい、ページを開く度に頬が緩んでしまうもの。国も人種も宗教も文化も信条も貧富も老若男女も「シェー!!」の前には関係ない。ちぐはぐなポーズになったりしているのが可笑しさを誘ってますます頬が緩む。世界中の様々な人達の笑顔がまぶしくて、ああいいなあと心から思わせてくれる。ただただ、幸せな気持ちに満たされる。憂いを帯びたり沈んだ気持ちだったりしても、この本さえ開けばきっと頬が緩んでしまう。にっこり笑いたい全ての人におすすめ。シェー!!を撮り続ける旅、もっと続きが見たいなあ。2022/02/15
がらくたどん
30
ご感想を拝見して是非とも読まねばと早速。ゴジラもやった(怪獣大戦争♪X星にゴジラとラドンを貸す話。これはこれで面白いですよ)シェーである。作者が世界の行く先々で行き会う方々に「シェー」をお願いして集めた写真集。巻頭に記録地図が掲載されている。様々な皮膚の色・目の色・服装、そして恐らく経済的にも社会的にも本当に多様な日常と困難と幸せの基準を背景に持つであろう人たちが、すべからく「シェー」のポーズで世界地図上に分布しているのを見ていると、なぜかどんな「感涙必須」小説を読むよりジワジワと涙が湧いてくる。シェー!2021/11/22
min2
24
娘が学校の図書館で借りてきた本。高校にこの本があったこともシェー!! 「シェー!!」世界中でみんながや挨拶がわりにやったら、和みそう。戦争なんて無くなるかもね~☆2016/04/23
翡翠
14
いい本だ。それぞれの「シェー!!」にお国柄もでてるし、個性も光ってる。背景に映る物から想像することもあるし、歳月を感じるのもある。こんなに面白いポーズなのに、なんだかしんみりしてしまった。2021/12/22