よりみちパン!セ
この世でいちばん大事な「カネ」の話

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784652078402
  • NDC分類 K726
  • Cコード C0330

出版社内容情報

今こそ「お金」の真実を真っ向から語ろう!

人生に不可欠なものなのに、教育の場でも家庭でも語ることのむずかしいお金の話。西原理恵子が身をもって体験したお金にまつわるすべてを語ります。
貧しさ、稼いで得たもの、ギャンブル、アジアからみた日本・・・。「お金」について考えることは、人間関係、仕事関係、つまり、自分と世界との関わりにつながっていくのです。西原流お金道はココロとカラダにぴりっと効きます。

西原理恵子が漫画ではなく活字のみで勝負してきた画期的な一冊です。

装丁はイメージ゙です。実際とはことなることがありますので予めご了承くださいませ。

内容説明

どん底だった、あのころのこと。「貧乏」は、札束ほどにリアルだった。「働く」はもっと、「しあわせ」につながっていい。だから、歩いていこう。自分の根っこを忘れないために。大切な人が、心から笑ってくれるように。切れば血が出る、読めば肉となるサイバラの物語へ、ようこそ。

目次

第1章 どん底で息をし、どん底で眠っていた。「カネ」がないって、つまりはそういうことだった。(「カネ」はいつも、魚の匂いがした;新しい町、新しい「お父さん」 ほか)
第2章 自分で「カネ」を稼ぐということは、自由を手に入れるということだった。(高校を退学になった女の子;「お前は世界でいちばんいい子だ」 ほか)
第3章 ギャンブル、為替、そして借金。「カネ」を失うことで見えてくるもの。(マンション一室、買えました。;ギャンブルの師匠、銀玉親方登場 ほか)
第4章 自分探しの迷路は、「カネ」という視点を持てば、ぶっちぎれる。(「カネのハナシ」って下品なの?;育った町の、それぞれの「ぼくんち」 ほか)
第5章 外に出て行くこと。「カネ」の向こう側へ行こうとすること。(人ひとり殺すと、いくらですか?;スモーキーマウンテンの子どもたち ほか)

著者等紹介

西原理恵子[サイバラリエコ]
1964年、高知県生まれ。武蔵野美術大学卒業。大学在学中の88年に「週刊ヤングサンデー」にて『ちくろ幼稚園』を連載、漫画家としてデビュー。あるときはドライブ感あふれる筆致で体をはった強烈なギャグを豪快に展開する無頼派として、またあるときは、世の中の底辺でかろうじて息をしながら、それでも生きることの切なさと喜びを手放さずにいる人たちを静かに、ていねいに描いては深い感動を繊細に紡ぎ出す抒情派として活躍。戦場カメラマンであった亡き元夫とともに、世界のさまざまな場所を訪れては軽やかに、深遠に、ギャグを飛ばしつつ、人を深い内省へと誘う作品を生み出し続け、今もなお、さらなる漫画道を驀進する日々を送っている。97年に『ぼくんち』(小学館)で文藝春秋漫画賞、2004年に『毎日かあさん カニ母編』(毎日新聞社)で文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞、05年に『上京ものがたり』(小学館)『毎日かあさん』(毎日新聞社)で手塚治虫文化賞短編賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月讀命

195
パンセシリーズなので中学生向けの本の様であり、漫画家の書いた本であったので、ちょっと気後れしたが壱万円札の福沢諭吉に魅せられて読んでみた。彼女のイキザマが凄すぎる。働く事が生きる事。働いてカネを得る事は自由を得る事。最下位の最底辺からの凄まじい生活を描いた自叙伝であり、綺麗事ではない『カネの哲学書』である。この世で一番大切な『お金』の重要性を描いた参考書でもあり、何不自由なく暮らしている子供達に読ませたい本ですね。・・・本のタイトルが『オカネ』でなく『カネ』であり、『オ』がついていない所が興味深いですね。2011/08/30

佐々陽太朗(K.Tsubota)

153
 お金の大事さ、お金のできること、お金がないということがどういう事か、そうしたことを知った上で、いちばん大事なのは「カネ」を持つことではなく「カネ」をなくすことへの覚悟なのだと言っているのではないかと思いました。「カネ」の意味、「カネ」の力、「カネ」の怖さを考え尽くしたからこそ「カネ」の無い状態に陥ったときの覚悟ができる。そしてその覚悟のむこうに見えてきた境地が巻末にある谷川俊太郎氏からの「何がいちばん大切ですか?」という質問に対する答えだ。それは「かぞくとしごと」。「カネ」ではない。2011/10/22

AKIKO-WILL

122
子供向けに書かれていますがかなりの衝撃を受ける著者の幼少時代。アル中の父親と母親が離婚し、再婚相手はギャンブル中毒…そんな壮絶な過去があったから色々経験して強くなる著者。元旦那さんもアル中になったときくとやっぱり同じ穴のむじなっていうかそういうのを引き寄せるのかな。お金の大切さを説いてますが学校や家ではなかなかこういった話をしてくれないから貴重かもしれません。著者自身も取材でマージャンやFXや投資したらしいけど、負けるように出来ているギャンブルにハマってしまうと。これを読んで色々感じとって欲しいですね。2016/04/28

けい

88
新春にはやはり大事な事を書いてある本を読む。というわけで『カネ』。噂には聞いていたが、生い立ちの話は強烈だ。過去に2度ほどラーメン屋で、彼女の自虐なギャグに窒息寸前まで追い込まれた経験を持つ、私にとってはやはり『西原恐るべし!』であった。彼女自身の様々な経験を元に、彼女なりの『カネ』という物がどういう物であるかを綴っていくのだが、生き方に裏打ちされる語りは納得させられる事ばかり。でも基本笑かすんですけどね。読む機会を与えて下さった読友さんに、感謝です。2015/01/02

s-kozy

86
現代の日本で生き抜いていくために忘れてはならないことが作者自身の体験に基づいて書かれている。実は私が働いている業界が慢性的に人手不足に泣かされている業界。「よく『自分に向いてる仕事がない』っていう人がいるけど、食わず嫌いしてるってことも、あるんじゃないかな。やってみなきゃわからない、そんなことって、この世界には、いっぱい、あるからね。自分のことをやる前から過大評価してると、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれないよ」という描写に大いに納得。若年層の雇用のミスマッチを解決する視点はここにあるのでは?2013/07/18

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