内容説明
通算2000万部を超える超人気作家“ガールズ・シリーズ”のウィルソンから届いた、ハートウォーミングな勇気と愛の物語。
著者等紹介
ウィルソン,ジャクリーン[ウィルソン,ジャクリーン][Wilson,Jacqueline]
1945年イギリス生まれ。ジャーナリストを経て作家に。児童書を中心に英国で約70冊以上の本を出版し、毎月5万部を売り上げる。『バイバイわたしのおうち』(偕成社)でチルドレンズブック賞、『ふたごのルビーとガーネット』(偕成社)と『Lizzie Zipmouth』(未邦訳)でスマーティーズ賞を、『The Illustrated Mum』でガーディアン賞を受賞
尾高薫[オダカカオル]
1959年北海道北見市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
城ヶ崎
6
ぺこ&りゅうちぇるのぺこちゃん(趣味が合う)が読んでたから読んでみた!この作者の本は全英の公立図書館で「もっとも貸し出し件数の多い作家」なのだそうです、と訳者あとがきにありました。私的にはそんなにハマらなかったかな。イギリスガールズには生活や母のクレイジーさが理解できて、わかる!ってなるのかなあ。2019/03/13
調“本”薬局問悶堂
3
海外のteenという言葉はどんな感覚だろう。大人と子供の境目? 主人公は10歳teen前。 自分が10歳の頃は家族の悩みはなかった。こんなに結束力も強くなかった。 虐待についても考えたことがないし、自分の子供っぽさを悩むこともなかった。 ノストラダムスの予言で、あと数年しか生きられないのになんのために生まれてきたのかなど、考えてもしかたないことばかり考えていた。 もっと様々なことに一喜一憂したかったと思う。今からでも遅くはないのかもしれないが、取りかえせない時間もある。 《2020年5月 登録》2006/02/19
ヴェルナーの日記
3
著者ウィルソンの最大の特徴は、登場人物の造詣の素晴らしさにあると思う。主人公をはじめ、魅力あふれる人物たちのブレることのない性格描写が彼女の作品群の特徴の1つである。とくに主人公の精神的特徴によって、作品の雰囲気をガラリと変えてしまう技術は流石というべきだろう。本作は4人兄弟の末っ子デェクシーを主人公にした作品だが、現代版「若草物語」とも称すべき内容(+「渡る世間に鬼ばかり」を足して2で割ったモノ?)になっている。彼女の性格が内向的感覚型、もしくは直感型でなければ、本作はもっと暗いものになったに違いない。2013/10/12
りうかん
2
なんというか、私の思うところの児童文学、として考えると、非常に感想を書きにくい本ではあります。あまりにも内容が現代的すぎて(笑)それをわきに置くとするならば、登場人物たちのあまりのパワフルさに圧倒されっぱなしの一冊でした。うーん、でもできれば中学生以上向けくらいで持っていきたい話ではあります。2013/10/19
アップル
0
AA




