出版社内容情報
仕事とお金が欲しい少女ジュリアと、自由な恋愛がしたい王女カリーナ。顔立ちの似た二人が入れかわったことから、思いもよらない展開が…。幸せのあり方を問うラブコメディ。 小学校高学年~中学生
内容説明
ドアをあけた。そこにいたのは「王女」だった。鼻のかたちがほんの少し違うだけ…。謎の作家ケイト・ブライアンが放つ、現代のおとぎ話。
著者等紹介
ブライアン,ケイト[ブライアン,ケイト][Brian,Kate]
いくつもの名前を使いわける謎の覆面作家。ニューヨーク郊外に住んでいる
露久保由美子[ツユクボユミコ]
神奈川県在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
自分記録用 『あなたもブックトーク 第1章学校でブックトーク テーマ 扉をあけると』世界の民話の紹介。『みるなのくら』→『注文の多い料理店』→『アリ・ババと四十人の盗賊』→『ピラミッドの謎』→『ツタンカーメン王の秘密』→『プリンセス・プロジェクト』→『バドの扉がひらくとき』→『月 人 石』2020/04/07
サラ
2
王女には王女の苦しみが、至って平凡な子にはその子なりの心の葛藤がそれぞれあって、境遇は違っても悩むところが違うだけで二人とも本質は普通の素朴な女の子なんだなぁ、と思いました。たとえ、お互いに恵まれていると思っていても色々経験したらやっぱり「自分」でありたい。それは多分当たり前のことで、カリーナ王女は特殊な境遇だからこそ気付くのが遅れたのかな。 それと、少し、お話が「王子と乞食」に似ている気がします。2018/12/08
アイ
2
読んでいてカリーナにむかついた。価値観が違うんだなぁ。2007/11/11
AKY
2
2人の目線で物事が進んでいくのが面白く、ラストはときめき2008/04/26
mytee
1
現代版、ローマの休日?いや、王女とアメリカ娘、二人の視点から描かれてるからちょっと違うか。まるで、映画の様な経験を積んで、二人は友情を結び元の暮らしに戻るんだけど、ハッピーエンドで終わるのが良かった。夢や憧れときめき現状への不満は大切だけど、今がどれだけ恵まれているか知る事とか、ダメなところは変える努力とかも大切。2015/03/25