魔女の血をひく娘〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 454p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784652077368
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

魔女の疑いをかけられ逃亡した少女メアリーは、あれからどうなったのか? 400年の時を超えて末裔の女性に乗り移ったメアリーの魂が語る、波乱に富んだ<魔女伝説>の続編。   小学校高学年~中学生


魔女の魂が現代によみがえった!
世界的ベストセラー、待望の完結編。
魔女として村を追われたメアリーを待っていたのはさらに激しい運命だった…。現代に生きるネイティブ・アメリカンのアグネスに乗り移り、メアリーが語ったその数奇な人生とは-?
運命に翻弄されながらも自分の信念を貫き、生き抜いていくメアリーの愛と哀しみ。現代と過去が交差する不思議な物語。

内容説明

これはただの偶然じゃない。わたしのからだにはメアリーの血が流れている―。キルトに隠された日記にはつづきがあった。魔女狩りを逃れて渡ったアメリカでも、魔女の烙印をおされたメアリー。あてもなく森へ走った少女を待っていた運命とは…?研究者アリソン、先住民の娘アグネス。二人がたどりついた涙の真実。

著者等紹介

リーズ,セリア[リーズ,セリア][Rees,Celia]
1949年イギリス生まれ。ウォリック大学でアメリカ史と政治学を学ぶ。その後、中学校で国語教師を務め、1993年に作家としてデビュー。『魔女の血をひく娘』で2001年のガーディアン賞最終候補となる

亀井よし子[カメイヨシコ]
翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鷺@みんさー

33
フィクションでありながら、非常に詳細な研究の元書かれた本であることが伺われ、実際にメアリーという女性がいたかのような、一大クロニクルを読んだような感慨に捕らわれる。血生臭い出来事も多くあった時代だが、最終的にキルトが母から娘へと受け継がれてきたことが、一番胸に残った。2017/07/11

昼夜

21
主人公の人生もそうだけど、イギリスやいろんなところから新大陸アメリカへ来た激動の時代に人々がどんな暮らしをしていたのかがよくわかった。この時代の記録からこの物語が生まれたのを考えると今の時代の記録で自分のことがどれだけ後世の人に伝わるのかを思うと少し複雑な気分になった。2011/05/01

reeree

6
[http://mediamarker.net/u/reeree/?asin=465207736X] 前作「魔女の血をひく娘」は原題「Witch Child」 今作「魔女の血をひく娘〈2〉」の原題は「Sorceress」 表紙の写真はローマのパンテオンだと思う。 魔女狩りから逃れる為にイギリスからアメリカへ渡った少女メアリーの物語。 前作はメアリーの書き残した日記という体裁でしたが、続編では現代の学者が集めた資料や子孫のスピリチュアル体験?で先祖の記憶を見るみたいなのでメアリーのその後が詳細にわかると2014/03/09

Masako Karasawa

6
読み終わったー( *´艸`)結構時間かかっちゃったなぁー(。ŏ﹏ŏ)でも面白かった☆魔女裁判とかがぁった時代ゎ本当にこんなかんぢだったんだと思うとつくづく今の時代に生まれてょかったなぁーって思う。みんなそれぞれの意見や立場がぁったり、インディアン側とイギリス側、フランス側ゃらの考え方がぁるなぁーと…つくづく考えさせられる本でした(◍•ᴗ•◍)2012/12/11

igaiga

6
物語はいきなり携帯電話のある時代へ。一体どのくらい時間が過ぎたのか!?しかし、メアリーのその後の人生は凄かった。カッコいい女性だったんだろうな。カケスもいい男だったし、白いワシもステキだった。面白く読みました。2012/07/23

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