内容説明
ケーキやさんのウィンドウガラスが割れて、いあわせた明と光一が犯人にされてしまう。身に覚えのない罪をきせられたことから、子どもたちは町一番のケーキ屋さんに戦いをいどみます。
著者等紹介
大石真[オオイシマコト]
1925年埼玉県に生まれる。早稲田大学卒業。『見えなくなったクロ』で小学館文学賞受賞。1990年没
北田卓史[キタダタクシ]
1921年東京に生まれる。日本童画会に参加し、児童書の仕事で活躍。1992年没
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブラフ
5
【図書館】2021/11/05
Squirrel
3
楽しい内容でした。次はどうなるんだろう、と思いながらぐんぐん読み進みました。2023くもんのすいせん図書。2024/01/27
へっくん
2
トラックが石を飛ばしてガラスを割ったのに、近くにいた子どもたちが犯人あつかいされた。光一はおこって一緒にいた4人と仕返しをすることにした。みんなの犯人探しはすごい!その結果、犯人のトラック運転手がお店の人にあやまり、子どもたちはお店の人との小さい戦争に勝ったのだ。本当にすごいよ、すごい!2009/12/16
putisiyante
0
解説にもあるように、ドイツのケストナー「エミールと探偵たち」を思い起こさせる。大人も子供も登場し、楽しい愉快な児童文学。啓蒙的な部分が少ない。高度成長期に書かれ、ケーキなどが頻繁に口に入るようになった時代らしい作品だと思った。 2020/11/30