出版社内容情報
レイチェルと弟は魔女によってイスレア星へ連れ去られる。そこでは何百年も前から連れ去られた子どもたちが悲惨な生活をしていた。 小学校高学年~中学生
内容説明
降る雪さえ黒い、暗黒の星イスレア。ここでは邪な魔法がすべてを支配する。魔女がつくりだした邪悪な生きもの、さらわれてきた子どもの奴隷たち、あらゆるものにこめられた呪文…。はたしてレイチェルは、この星を救う伝説の「希望の子」なのか?異世界を舞台に、少女の冒険を壮大に描くファンタスティック・アドベンチャー。三部作の第一弾。
著者等紹介
マクニッシュ,クリフ[マクニッシュ,クリフ][McNish,Cliff]
1962年イギリス北部サンダーランド生まれ。ヨーク大学で歴史を専攻後、IT関連の仕事に従事。もともと、離れて暮らす娘に短い話を作ってきかせていたが、ある日、娘とのコミュニュケーション不足を痛切に感じ、読書好きの彼女のために物語を書くことを思い立った。ロンドン在住
金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年岡山生まれ。法政大学教授。翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Squirrel
13
娘に買っていた本。処分する前に読んでみる。3部作の1冊目。魔女とイスレアの国の描写があるのですが、読みながらではしっかりイメージすることができなかった。でも、そのまま読み進めていたので、終始ぼんやりしたイメージで読み終わってしまった。でも、いけめんモルペスだけはしっかり自分好みにイメージできました(笑)。挿絵でもあるとイメージしやすかったとは思うが、個人がイメージできるようにあえてなかったんだろうなぁ。こんながっつりファンタジーは、日常とかけ離れていることをイメージするのが自分には頭の体操になる。2013/10/20
まりもん
10
登録忘れ。娘と一緒に読んだ本。滅びの呪文の意味をどういうことか話しながら読み進めたことを思い出した。2013/10/20
サゴ
9
魔法というと、呪文を唱えるだけであっという間に願いが叶いそうだが、ここでは完璧にイメージしないと叶わない。味わったことのないような美味しい食べ物を出そうとしても、味がイメージできないので出せない。なんとも現実的な魔法。善と悪の分かりやすい戦いがいい。2010/04/17
ゆき
8
児童本といえば魔法が使える!(笑)魔法→魔女→戦う子供の構図で王道万歳!!!大人でも気になるので3部作全部読もうと思います。とりあえず、異世界に連れ去られた姉弟でしたが、なんとか脱出できて良かった。しかし、1人仲間も一緒に地球に帰るという事になりましたが・・良いのでしょうか?(「戸籍」とか・・って考えるあたり夢が無いな~)2014/07/27
まる
4
なかなかエグい戦いが繰り広げられます。 ダークファンタジー好きな方にはおすすめ2021/05/01