内容説明
あらゆる苦難を経て、7カ月かけて300kmの道のりを走破し、奇跡的に主人のもとに帰った珍道犬ペックの愛と涙の物語!飼い主を捜し続けたペックのすさまじい生きざまと過酷な運命、そして飼い主のおばあさんへの愛と忠誠の心は、涙を誘います。
著者等紹介
ソンジェチャン[ソンジェチャン]
1950年、済州島生まれ。東亜日報の新春文芸部門で童話が当選して以来、韓国童話文学賞、韓国児童文学賞、テギョ文学賞、イ・ジュホン文学賞などを受賞。現在、小学校の国語と道徳の教科書執筆委員として活動するとともに、ソウル市にある面一小学校に在職している
ソンジンホン[ソンジンホン]
1962年、全羅北道群山市生まれ。弘益大学で西洋画科を卒業し、1987年から子供の本に絵を描き始める。現在、京畿道の坡州市に住みながら、温かい情感あふれる絵を描き続けている
榊原咲月[サカキバラサツキ]
埼玉県に生まれる。若干十二歳で韓国に留学し、語学院を経て中高、大学と、人生の半分を韓国で暮らしてきた。その経験の中で韓国の文化に惹かれ、日本にもその文化を伝えようと活動している。現在、編集や校正などをこなしながら、翻訳活動にいそしんでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コウみん
1
飼い主を探しに遠い道まで帰ってきた犬。ベック。 韓国では30年以上前の話だが、今までも珍島犬の飼い主への忠誠心を話である。 韓国でもこの話はアニメ化とか教科書にも載せてあるなどペックの話を忘れられていない。2024/08/07
ruri
0
韓国の話をいくつか読んで感じるのが、かなり話を盛ってるだろうってことかな。 ペックは韓国の忠犬ハチ公のような存在。話の流れをあまり飾らなければいいのにと感じる。 日本の作品は行間を想像で補いながらすすむのに 韓国作品はすべてを書いちゃってる気がする2016/07/09