まど・みちおの絵本<br> せんねんまんねん

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まど・みちおの絵本
せんねんまんねん

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784652040669
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

内容説明

あらゆる生命は、つながっている。あらゆるできごとは、つながっている。これまでも、そして、これからも…。童謡「ぞうさん」で知られる詩人は、いつも、宇宙のなかでうたってきた。ちいさなもの、ものいわぬもの、目に見えないものも、見のがさずに。まど・みちおの言葉が、柚木沙弥郎の絵によって、雫のように深く胸におちてくる。

著者等紹介

まどみちお[マドミチオ]
1909年、山口県に生まれる。1934年に投稿した詩が北原白秋の選により特選に選ばれる。1951年に書いた「ぞうさん」は、いまも日本人に最も愛される童謡のひとつとして歌い継がれている。1968年にはじめての詩集『てんぷらぴりぴり』(野間児童文芸賞受賞/大日本図書)を刊行。以来98歳を超えた現在まで次々と詩集を刊行し、数々の賞を受ける。『まど・みちお全詩集』(理論社)で芸術選奨文部大臣賞のほか、多くの賞を受賞。1994年に日本人初の国際アンデルセン賞作家賞を受賞。2003年には日本芸術院賞を受賞した。詩作のほかに、1961年から数年間のあいだに描いた多くの絵画作品がある

柚木沙弥郎[ユノキサミロウ]
1922年、東京に生まれる。国画会会員。女子美術大学名誉教授。倉敷の大原美術館に勤務していたとき型染めの暦に出会い、民芸に魅せられる。1990年、『宮沢賢治遠景』(用美社)で第一回宮沢賢治賞を受賞。絵本の仕事に『魔法のことば』(1996年度「子どもの宇宙」国際図書賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

263
まど みちお・詩、柚木沙弥郎・絵。はじまりは、「風が吹けば桶屋がもうかる」のような展開だったが、後半からの展開は見事。ことに「まだ、人がやってこなかったころの」からの終息は、悠久の時を思わせる壮大な、それでいてなんとも穏やかなもの。柚木の絵の線の曖昧さ(いい意味で)と、色の持つ確かな感じが詩の持つ力をよく支えている。読み終えると、なんだか茫洋とした気持ちになる絵本。お薦め。2025/03/05

やすらぎ

150
大きなヤシになりたくて、そこから大きな実が落ちて、驚いてミミズが飛び出して、ヘビ、ワニが、川へ、大地へと、せんねんもまんねんも繰り返されて今があることを実感する。絵本にはあえてだろう、人間を誕生させない。その後どうなったかは描かなくても読者は理解できるからだろう。まど・みちおさんの詩は余計なことを書かないで、まっすぐな言葉に気持ちを乗せて、反復しながらゆっくりとその尊さを浸透させてくれる。はるなつあきふゆ。はるなつあきふゆ。最近はなつふゆだけど、夏のような燃える暑さも、冬のような凍える世界も、大切なとき。2025/02/26

Kawai Hideki

70
童謡「ぞうさん」のまどみちおの詩の絵本化。ヤシの実が落ちて、それにびっくりしたミミズが土から出てきて、そのミミズをヘビがのんで・・・と、単純な因果関係の無限ループかと思って読み進めていたら、いきなり人類史のはるか前までさかのぼり、その時間スケールの壮大さにうおおっとなった。2014/10/26

兵士O

52
ヤシの実から始まる生命と自然の循環。それは人間の短いあくせくした80年足らずの時間とは違い、千年、いや万年単位、あるいはそれ以上に繰り返されている。それを人間である自分たちが感じることによって、世俗の人間の争いや欲望にとらわれない大きな視点が見えてくる。悠久の刻を感じよ、そうまど・みちおさんが伝えようとしているように感じました。ボク自身、世間の細々としたものに日頃とらわれているので、この視座は自分にはなかったです。柚木さんのぼんやりと見えつつも大胆な挿絵もその理解を促しています。特に赤と黄の太陽がイイよ~2024/10/02

ひほ

28
明るい色づかいで元気が出そうです。。柚木さんの展覧会で原画を見たあと本で見たら絵がはみ出してきそうなくらい迫力のあるものでした。絵からたくさんの元気をもらいました。2020/08/04

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