出版社内容情報
かろやかな言葉あそび、芝居うた、鋭い発見にみちた心の広がり…。初期作品から最新作まで日本を代表する詩人谷川俊太郎の小宇宙。 小学校高学年~中学生
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
深田水松
15
少女のうちに読んでおきたかった詩集です。「春に」はこの詩集に所収されていたのですね。「みち」という連詩も良かった覚えがあります。「おにのおにぎり」は技巧的にもすごいです。ひらがなをまた味わうことが出来ました。少年少女のうちにぜひ読んでいただきたい一冊です。大人が読んでも楽しめますが。2014/10/22
おはなし会 芽ぶっく
11
小学校の国語科単元で、詩があるので担任に紹介。毎年6年生に『卒業』を読むのを覚えていてくれていました。53編が「いしっころ」「海の駅」「どきん」という3つの章に収められています。2019/04/10
ヒラP@ehon.gohon
10
大詩人に対して、言葉遊びが上手だと言うのも大変失礼とは思うのですが、少年詩集として子どもたちに紹介するにはピッタリだと思います。 この本の中で谷川さんは、子どもたちに言葉遊びの仲間入りを呼びかけているようです。 発想力のかたまりのような子どもたちに、同じ題でもこんな詩が出来たよと紹介する、「みち」という12の詩は圧巻です。 芝居の中で使う歌として進行を進める「おばけりんご」の詩には味わいがあります。 何より「これなら出来るかも」と子どもたちに楽しみを感じさせるところが素晴らしいと思います。2015/11/05
しのさー
9
☆4 ことば遊び響きがたのしくて音読 "みち2と8と10" "交響楽" "春に" "うしのうしろに" "あいうえおうた"が好き 春にの一文「あの空のあの青に手をひたしたい」ひたしたいってなんかいい なんかって…あぁもっと上手に感想が書けないものか2021/11/07
おはなし会 芽ぶっく
6
『卒業式』という詩を、卒業する小学校6年生に毎年贈っています。6年間おはなし会で読ませてもらった本のリストたちと共に。2018/10/05