内容説明
カミキリムシみたいに小さくていたずら好きな、かみなりのこどもと友だちになったひろし。じてんしゃで雲にのって「へそこうば」へ行ってみたよ。
著者等紹介
松野正子[マツノマサコ]
1935年愛媛県生まれ。早稲田大学卒業後アメリカのコロンビア大学大学院で児童図書と図書館について学ぶ。1987年第1回路傍の石幼少年文学賞、第34回産経児童出版文化賞大賞受賞
長新太[チョウシンタ]
1927年東京生まれ。漫画家としてスタートし、絵本、挿絵、イラストレーション、童話、エッセイなど幅広い分野で作品を発表。文藝春秋漫画賞、絵本にっぽん賞、路傍の石幼少年文学賞、巌谷小波文芸賞、エクソンモービル児童文学賞など多数受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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pocco@灯れ松明の火
12
図書館(講座):かみなりちびたは、ひろしの頭のてっぺんに居る友達。おへそを焼いてたべるのが大好き。ちびたは、ひろしのおへそを狙う、注意せよ。<1飛行機雲 2運動会 3たこあげ 4しろちび 5自転車で>お話には季節感があり、学校生活が楽しくなるワクワクドキドキもの。2011/08/01
Midori Matsuoka
8
小1のひろしくんとかみなりのちびたのお話。ひろしくんのへそをとろうとやってきたちびた。二人のやりとりが面白い。雲の上で自転車に乗ったり、運動会で応援に熱が入って雷雲を呼び出してしまったり、かみなりならではのエピソードが愉快。 ちびたの好物のへそ料理はあまり魅力的じゃないけれど笑。 長新太さんのマンガチックな挿し絵と水彩画のような挿し絵、両方いい。2023/05/16
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
ちびたはかみなりの子ども。へそ取りに人間の住む世界へやってきた。そこでひろしくんと友だちに!へそ料理って美味しいのかしら?(笑) 『司書と先生がつくる学校図書館』より2年生向け。2019/06/03
Naomi
7
長新太さんの絵だったので手に取ってみました。小学一年生のひろしと、へそとりに来た「かみなりのちびた」との友情物語って感じです。ひろしが雲の上にあそびに行ったり、ちびたが運動会にまぎれこんでいたり、楽しそうでした。へそとりにもプライドがあって、二人はいい関係が築けていました。よかった、よかった。2014/01/14
スウ
6
幼年向け創作童話。「雷におへそ取られちゃう」など、かなり昭和な話ではあるが、私としては懐かしい。かみなりの子と主人公の小一男子の成長も感じる愉快なお話。2017/05/12
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