内容説明
マルハナバチにはミツバチとはちがった世界がある。おたがい干渉はしないが仲良く共存する。花粉媒介者としてのハチの特殊な才能は、果樹園やビニールハウスの中で発揮されて、農産物の収穫をあげるための重要な手段として、各国でその研究が進められている。
目次
7 6本あしのカッコウ(郭公)
8 マルハナバチの敵たち
9 空にはりめぐらされた飛行コース
10 女王バチの冬ごもり
11 わかっていること、わかっていないこと
12 白いページ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
orangepelican
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ハリフマン氏のマルハナバチ本の後半。前半は一般的なマルハナバチの生態の紹介という面が大きかったが、後半は変わり種を含む様々なマルハナバチ、世界のマルハナバチ、それにヤドリマルハナバチなどの紹介があり、これも非常におもしろい。特にヤドリマルハナバチの生態、北極圏のマルハナバチ、日食のときのマルハナバチの挙動など、興味惹かれる話題が満載でした。とあるコハナバチの生態についてもつづられていて、非常におもしろく貴重な読み物でした。このような本がもっとたくさんあると良いのに、と、思わずにはいられないそんな著作でした2017/02/13
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