星新一ＹＡセレクション うらめしや

星 新一【作】/和田 誠【絵】

理論社（2010/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 206p／高さ 19cm
• 商品コード 9784652023907
• NDC分類 K913
• Cコード C8393

出版社内容情報

発明好きの叔父が幽霊を作ってしまった。偶然のことで作り方も消し方もわからない。そこである計画を思いつくのだが…。8編収録。

内容説明

新鮮なアイデア、完全なプロット、意外な結末―三要素そろったショートショートの傑作。

著者等紹介

星新一［ホシシンイチ］
１９２６年、東京に生まれる。東京大学農学部卒業。５７年に日本最初のＳＦ同人誌「宇宙塵」に参画。ショート・ショートと呼ばれる短編の新分野を確立し、千以上の作品を発表する。６８年に、『妄想銀行』で第２１回日本推理作家協会賞を受賞。９７年没

和田誠［ワダマコト］
１９３６年、大阪に生まれる。多摩美術大学卒業。グラフィック・デザイナー、イラストレーターとして装丁、挿絵、絵本などを手がけるほか、映画監督、作詩・作曲家、エッセイストなど、ジャンルをこえた多彩な活動を続ける。１９７４年に講談社出版文化賞、１９９７年に毎日デザイン賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[なまはむ]

知り合いに貸してもらい、読了。 短編集です。なんとなく落語のような雰囲気を感じました。人間味が出ていて面白い。欲を出しすぎると、上手くいかない。

2021/02/10

[あおい]

毎夜夫が寝言で物騒な事を言う「どこかの事件」が良かった。

2018/05/01

[にしきたまご]

元禄お犬さわぎが好きだった。

2013/09/29

[めぐみるきぃ]

今回は時代ものが多かったかな。ちょっと長めな話が多かった。

2011/03/18

[の]

こども時代、この作家の本は手に入るだけ全部読んでた。大人になった今、私は読書に、噺としても面白さよりも情感とかを求めているんだわとこの本が反面教師として教えてくれました。この人の乾いた世界が好きだったのにな。

2014/02/01