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出版社内容情報
都会のかたすみでひっそりと暮らす孤独な青年は悪魔のささやきに従い一通の脅迫状をしたためるが…。表題作を含む9編を収録。
内容説明
“たっぷり”がうれしい!星新一ショートショート。新鮮なアイディア、完全なプロット、意外な結末―三要素そろったショートショートの傑作。「ちょっと長め」だから“たっぷり”面白い。
著者等紹介
星新一[ホシシンイチ]
1926年、東京に生まれる。東京大学農学部卒業。57年に日本最初のSF同人誌「宇宙塵」に参画。ショート・ショートと呼ばれる短編の新分野を確立し、千以上の作品を発表する。68年に、『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞を受賞。97年没
和田誠[ワダマコト]
1936年、大阪に生まれる。多摩美術大学卒業。グラフィック・デザインナー、イラストレーターとして、装丁、挿絵、絵本などを手がける。星新一氏の作品の挿絵も数多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
書の旅人
13
星さんの世界の虜になったのは、10代後半の時。それから30年たって読んでも、やはり面白い。はっきりくっきりした展開ではなく、もやっとした流れ、それを的確に描いている和田さんの絵。それを楽しんでほしくて、このシリーズを改めて購読開始。2017/04/03
izw
9
「ちょっと長めのショートショート」シリーズ第3巻。「すなおな性格」「あと五十日」「包み」と人生を考えさせられる作品が並んでいる。このシリーズは全10巻だが、第5巻「おのぞみの結末」、第6巻「ねずみ小僧六世」は既読なので、あと5巻。この際一気に読んでしまいたい。2014/09/20
しっぽちゃん
8
【図書館】★★★☆☆2014/08/30
せん
5
クスッと笑えて、 ゾクッとする。2013/07/03
ガリレオ
4
「夢の男」と「疑問」のオチがよく分からなかった。「なんでもない」が一番好きだった。星新一さんのお話は面白いけど少し感想が書きにくいかな。2015/12/18