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出版社内容情報
地球の植民地となる星を探す宇宙船は,理想的なすばらしい星を発見したのだが…。表題作のほか「華やかな三つの願い」など収録。
内容説明
“たっぷり”がうれしい。新鮮なアイデア、完全なプロット、意外な結末―三要素そろったショートショートの傑作。「ちょっと長め」だから“たっぷり”面白い。
著者等紹介
星新一[ホシシンイチ]
1926年、東京に生まれる。東京大学農学部卒業。57年に日本最初のSF同人誌「宇宙塵」に参画。ショート・ショートと呼ばれる短編の新分野を確立し、千以上の作品を発表する。68年に、『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞を受賞。97年没
和田誠[ワダマコト]
1936年、大阪に生まれる。多摩美術大学卒業。グラフィック・デザイナー、イラストレーターとして、装丁、挿絵、絵本などを手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hammer.w
26
ショートショートの選抜。和田誠さんの絵が想像力を引き立てる。あっさりとした画風だからこそ、短く濃い内容にとても合う。ついで奥さんの平野レミさんを思い出し、食欲を引き立てる笑2020/09/07
せっちゃん
18
とにかく読書がしたいので、数をこなすため読了。不思議な世界でした。2021/11/19
田中寛一
18
「理想的販売法」では、企画開発部長のアイデアが凄い。確かに、合成ミルクは売れ、営業拡大が見える。これに出てくるネコやネズミに会いたくなる。可愛いだろうね。最後は「半沢直樹」を思い出してしまった。「名判決」での大岡越前の三方一両損の話もよかった。多くの者が七五郎と同じようなことを考えただろう。大岡越前はさすが。自分の誤った判決を公の場で悔い改める姿を『法服の王国』の多くの裁判官にも見せたい。七五郎の慌てぶりが目に浮かぶ、可笑しい!2013/10/21
izw
14
図書館に「今月の文京区ゆかりの作家」という棚があり、1926大正15)年9月6日(月)生まれの星新一の本も並んでいました。その中からまだあまり読んでいなかった「ちょっと長めのショートショート」シリーズを読むことにして、「宇宙のあいさつ」が1冊め。「午後の恐竜」「宇宙のあいさつ」などからの作品なので読んだことがあるはずですが、すっかり忘れていて、あらたな気持ちで読むことができました。2014/09/20
tama
12
閉架本 星・和田ファン このシリーズは「明日の子供に示す新しい世界」という子供向け。道理で漢字のルビが多い。「華やかな三つの願い」子供に分かるのかなぁ。「宇宙の挨拶」これは「年上の人には丁寧に挨拶をしてから尋ねなさい。」というお話し。これも今のお若い両親に育てられた子供らには通じないだろうなあ。そしてそういう子らが、この先の見えた世界をいじくりまわしてゆくんだろうなあ。2022/04/29
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