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出版社内容情報
しばしば夢の中に出てくる風景。エヌ氏は意を決してその場所に行ってみた。ところが、そこで出会ったのは……。表題作ほか16編。 小学校高学年~中学生
内容説明
新鮮なアイデア、完全なプロット、意外な結末―三要素そろったショートショートの面白さ。
著者等紹介
星新一[ホシシンイチ]
1926年、東京に生まれる。東京大学農学部卒業。57年に日本最初のSF同人誌「宇宙塵」に参画、ショート・ショートと呼ばれる短編の新分野を確立し、千以上の作品を発表する。68年に、『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞を受賞。97年没
和田誠[ワダマコト]
1936年、大阪に生まれる。多摩美術大学卒業。グラフィック・デザイナー、イラストレーターとして、装丁、挿絵、絵本などを手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lovemys
9
安定した面白さ。予測できるものもある代わり、予想外だとおぉ! と一人で盛り上がるw 楽しめる読書。2021/04/05
ともブン
7
「妄想銀行」「おせっかいな神々」を底本に17篇を収録。一部の例外はあるものの悪事の顛末は碌なことにならない。だけどそこは星さん、凡庸では決してなく、意外な話の転がり方でオチをつけている。何度読んでも面白い。 1番気に入ったのは『箱』。物心ついたときからずっと大事にし、どうしてもの時に一度だけ願いがかなう箱と共に生きた主人公。心の動きの変化がよい。傷つき悩みながら精一杯生きたと思わせてくれる。星作品の登場人物のほとんどは描写を極力省いて記号化された普遍的な人物だからこそ、より投影しやすいのかな。2022/06/09
和華
6
あまり本を読んでいなかったときは分からなかったが、今ならわかる。どうしてこんなに面白い作品をこんなに短くまとめられるの!凄すぎる!!一気読みしてしまいました....2019/01/21
k16
6
20111012読了。 個人的に好きなSFチックな作品は少なかった気がするものの面白かった。 『箱』なんかしみじみするし、『笑い顔の神様』、『とんでもないやつ』、『税金ぎらい』なんかもいいよ。2011/10/12
キャリー
4
図書館本。前回借りたのはちょっと高学年向けだったので今度は子供向けのセレクションを。 なんとなくお金にまつわる話が多かった印象。「出来心」が好きだな。2024/09/28