出版社内容情報
太郎が飼っていた子グマ〈黒い星〉はよくなついていたが、成長するにつれ山に帰してやらなくてはならなくなった…。アニメ映画本。 小学校低学年~小学校中学年
内容説明
大ワシのするどいツメに傷ついた子グマを、家につれてかえった太郎は、“黒い星”と名づけて、まるで兄弟のように仲良く成長します。ところがある日―、クマが人をおそった!そんなうわさが流れて、村人たちは太郎の家に、こうぎにおしよせます。泣く泣く太郎は、そのクマを山へかえしてやることにしました。「さあ、行くだ。これからは、森で自由に生きるだぞ!」でも、人間の手で育てられたクマが、森の中で、ひとりで生きていけるだろうか?心配して“黒い星”のあとを追った太郎は、いく日も一緒に谷川をさまよったあげく、“黒い星”はしだいに野生にかえっていきます。ところが、猟犬の片目をつぶされて、“黒い星”をにくむ猟師の権太は、“黒い星”をしつようにつけねらいます。はたして“黒い星”は、森のくらしにもどることができるでしょうか…。動物とともに生きる感動を!月の輪グマと少年の物語。
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